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たばこを吸うパパに、息子が号泣!「パパがいなくなっちゃう!」隠された『本当の意味』に「禁煙を決意」

  • 2024.12.17

たばこは周りの人の健康にも影響をおよぼすと言われていることもあり、喫煙していることを家族や友人に隠している方もいるのではないでしょうか?
今回は家族に喫煙者であることを隠している筆者の知人が、禁煙に踏み切った際のエピソードを紹介します。

画像: たばこを吸うパパに、息子が号泣!「パパがいなくなっちゃう!」隠された『本当の意味』に「禁煙を決意」

たばこ嫌いの嫁

私は若いころから、嗜好品としてたばこを吸っています。
ただ、現在の嫁と交際を始めたころ、嫁から「たばこの匂いが苦手で、喫煙者の人も苦手なの。」と言われたことから、長年嫁には喫煙者であることを黙っています。

現在では2人の子どもに恵まれ4人で生活している私ですが、嫁の前ではもちろん、子どもの前でも喫煙シーンは見せたことがありません。

匂いケアも徹底しているため、いまのところ嫁や子どもから疑われることはなく過ごしています。

子どもとお留守番

ある休日、嫁が友人とランチに出かけました。
私と8歳の息子、5歳の娘は自宅でお留守番。

普段、自宅の敷地内でたばこを吸うことはないのですが、この日は嫁が出かけているという油断から、子どもに見られないよう庭で隠れてたばこを吸いました。

このときの1本が、私がたばこをやめるきっかけになるとは思ってもいませんでした。

泣きじゃくる息子

夕方、嫁がお出かけから帰宅すると、8歳の息子が「パパが死んじゃう、ママ、パパが死んじゃう。」と突然泣き始めました。
なにごとかと嫁が息子を抱きしめると、息子は続けて「たばこは体に良くないんでしょ? 吸ったら死んじゃうんでしょ?」と。

どうやら庭での喫煙シーンを息子に目撃されていたようです。
当然このことで、長年秘密にしていた喫煙者であるという事実は、嫁にもバレてしまいました。

禁煙を決意

今回のことで私は禁煙を決意しました。
バレたからというわけではなく、息子の愛に胸を打たれたからです。

喫煙者を煙たがる人の理由は『匂いがいやだから』だと決めつけていたのですが、息子の涙の理由は違います。
純粋にたばこによる健康被害を心配して、父親の健康が脅かされることを危惧したから。

嫁が帰るまで泣くのを我慢していたことや、私を心配して涙を流してくれたことは、私にとっては十分禁煙の理由になりました。

【体験者:30代・男性会社員、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。

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