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【12月17日の花】アランセラ 革のような質感の花びらがクールなラン

  • 2024.12.17

フラワーデザイナーの佐藤俊輔さんが一日一花、暮らしが華やぎ、活力をもらえるおすすめの花をナビゲート。今日は、花を飾ってみませんか?


12月17日の花は「アランセラ」

革ひものような質感の花びらが特徴の軽やかなランです。

枝のようにスラリと長い茎に沢山の赤い花をつけます。

アラクニスとレナンセラという2つのランを掛け合わせて生まれた交配種です。

アラクニスは「サソリラン」とも呼ばれ少し虫っぽい感じがしますし、レナンセラは赤い花が特徴で、アランセラは両親の特徴をよく受け継いでいます。

特にレナンセラとはよく似ていて、アランセラがレナンセラとして売られていたりするくらいです。

強いこだわりがなければどちらの名前のランを求めても同じような飾り方ができます。

アランセラは花びらが細く色も濃いので、枯れてきても目立ちにくく長く飾れます。

はじめはスラリとした枝ぶりを活かして切り分けたりせずにそのまま飾りましょう。

しばらく飾ったら、花の部分だけを切ってテーブルにちりばめたりしても素敵です。

【アランセラの花言葉】美人、優雅、熱望
【アランセラが誕生花の人】11月2日、12月21日生まれ

佐藤俊輔(さとう しゅんすけ)

フラワーデザイナー。大手百貨店退社後、花の世界へ。2014年モナコ国際親善作品展国内選考会で特別賞を受賞。'17年「女性自身」(光文社)、’19年日本最大級の花材通販「はなどんやアソシエ」にて季節のアレンジメントを連載。’20年から、CREA WEBにて「Playful Flower Life!」連載中。

文=佐藤俊輔
イラスト=佐藤弘昌

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