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「私、DVされてたんだ」夫からの存在否定、行為の強要…被害を認識した妻、しかし<モラ夫から脱却>

  • 2024.12.21

桜井カスミさんは専業主婦。夫・アキトさん、幼稚園へ通う娘・モモナさんと3人で暮らしています。交際当初はとてもやさしく紳士的だったアキトさん。しかし、夫からの度重なるモラハラ発言を受け、今ではなぜ彼と結婚したのかわからなくなっていました。

結婚後、モラハラな言動が目立ちだし、新居での生活が始まると、カスミさんに家事を丸投げして夜には無理やり行為に及ぶようになったアキトさん。その態度はカスミさんの妊娠中も出産後も変わりませんでした。

ある日、熱を出したカスミさんが赤ちゃんを預けて病院へ行こうとしたところ、アキトさんは子守りを拒否。「ほんとお前はグズなんだから」その言葉に、カスミさんの心の糸はプツンと切れてしまいます。

結局病院へ行けないまま、体調は2日後に回復。しかし、脱ぎ捨てられたアキトさんの下着を切り刻みながら「あいつ一生家に帰ってこなければいいのに」と考えたとき、自分が精神的に限界がきたと自覚します。

正気を取り戻し、気分を変えるためにテレビをつけたカスミさんの目に留まったものは……?

夫の行為がモラハラだと気づいた妻

カスミさんは、テレビ番組でたまたま「モラハラ」を知り、今までのアキトさんからモラハラ行為をされていたことを認識しました。

そして、モラハラ夫から逃れるための得策が離婚や別居であることを知ります。

しかし、モモナちゃんをひとりで育て上げる自信がないカスミさんは、彼から逃げることを諦めてしまったのでした。

将来への金銭的不安などが理由で、モラハラ夫から離れられないケースは多々あります。しかし、我を忘れて彼の下着を切り刻みながら、夫に消えてほしいと思ってしまうほどの精神状態のカスミさん。一刻も早く彼から離れるべきでしょう。

専業主婦で金銭的には厳しい状況ですが、今はカスミさんとモモナちゃんの心と体の安全が第一です。取り返しのない事態が生じる前に、まずは両親をはじめとした身近な人を頼り、遠慮せずに相談するべきときが来ているのではないでしょうか。


著者:マンガ家・イラストレーター しろみ

ベビーカレンダー編集部

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