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白石麻衣「元ヤンという役は、この作品だけにしておきたい」 反町隆史、杉野遥亮らが揃ってクランクアップ<オクラ>

  • 2024.12.16
反町隆史と杉野遥亮がW主演を務めるドラマ「オクラ」がクランクアップ (C)フジテレビ
反町隆史と杉野遥亮がW主演を務めるドラマ「オクラ」がクランクアップ (C)フジテレビ

【写真】元ヤン感漂う…白石麻衣が前田旺志郎のネクタイを掴む笑顔ショット

反町隆史と杉野遥亮がW主演を務めるドラマ「オクラ~迷宮入り事件捜査~」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)が12月17日(火)の放送で最終回を迎える。反町、杉野、白石麻衣らオクラメンバーがクランクアップし、その様子と出演者のコメントが到着した。

昭和刑事と令和刑事がバディーを組み“お蔵入り”寸前の未解決事件に挑む

本作は、ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(2019年、日本テレビ系)や「ジョーカー 許されざる捜査官」(2010年、フジテレビ系)などを手がけた脚本家・武藤将吾氏による完全オリジナルストーリー。反町と杉野が凸凹バディを組み、“お蔵入り”寸前の未解決事件に挑むヒューマンミステリーエンターテインメント。

反町が人情に厚く“捜査は足で稼ぐ”がモットーの昭和刑事・飛鷹千寿を、杉野がクールでタイパ重視の省エネな令和刑事・不破利己を、橋本が特命捜査情報管理室・通称“オクラ”の室長・幾多学を演じ、白石麻衣、前田旺志郎、有澤樟太郎、青木さやか、三浦リョウ太、宇梶剛士、平山祐介、中村俊介、観月ありさらが出演。

お祭りムードのハイテンションで撮了

“オクラ”部署の撮影セットで、最終話のクライマックスに向けて緊迫するシーンでオールアップ。ラストカットを撮り終えて監督が最後の映像確認をする傍ら、「そろそろ終わるぞ!」「間もなくー!」とすでに現場全体が“チェックOK”の合図待ちのお祭りムードが漂った。そんな中、今作で初共演&初バディとなった反町と杉野は互いをたたえ合うようにハグを交わす一幕も見られた。そしてついに「『オクラ』オールアップです!」のかけ声がかかると、キャスト、スタッフ全員の大きな拍手と「ヒュー!」という場を騒ぎ立てるガヤの声に包まれる。

拍手がやんだところで、前田、青木、橋本、宇梶らがそれぞれ4カ月間の撮影を振り返った。また、今作で元ヤン刑事という役柄に挑んだ白石が「元ヤン設定の役はこれで最後にしたいです(笑)」と明かすと、反町が「似合ってたぞー!」と声を上げて笑いを誘った。

杉野「ここでの出会いはすごく素敵なご縁」

反町:本当にお疲れ様でした。バディとして共に走り抜けた杉野くんの、まじめで一生懸命なところが大好き。若いながらに体当たりで一緒に付いてきてくれる姿が本当にうれしかったです。フジ制作の連続ドラマは約20年ぶりの主演だったのですが、スタッフのみなさんが本当に元気で温かい現場でした。若いスタッフを中心に気迫や元気さが垣間見える現場でお芝居ができて、俳優をやっていて本当に良かったなと思える瞬間がありました。一つだけ悔しい部分があるとしたら…大体クランクアップを迎えるときのシーンというのは、難しかったりカッコ良いせりふで撮影終了になることが多いんですけど、今日はただ寝ているだけのシーンで終わってしまって。そこはもう少し、カッコ良く終わりたかったな(笑)。(プロデューサーに向かって)ちなみに、12話(の撮影)はまだかな?まだまだ作っていきたいです。ありがとうございました!

杉野:今日をもって“利己”と呼ばれるのが最後なんだと思うとさみしいです。個人的な思いにはなるのですが、今回はバディの反町さんから思いやりや愛情をたくさんいただきました。少し過保護なくらいの安心感で、自分自身の役に集中しながら撮影をすることができました。それを見守ってくれたスタッフさんやキャストの皆さんがいて自分らしさを追求できたかなと思っています。ここでの出会いはすごく素敵なご縁だなと思っていますし、皆さんと一生懸命に作品を作れたことは財産。自分がこの作品で受け取ったものを、いつか誰かに伝えていけるようにしていきたいです。皆さんに出会えて本当に良かったです。ありがとうございました!

白石:お疲れ様でした!今日で終わってしまうのが不思議なくらい毎日楽しくて、ワクワクしながら現場に来ていました。反町さんをはじめスタッフのみなさんが、温かい現場を作ってくれたことに感謝です。元ヤンという役を初めて経験したのですが、この作品だけにしておきたいなと思います。他の役柄で、ぜひまた呼んでください(笑)!

前田:4カ月間本当にお疲れ様でした!警察のチームモノに憧れていたので、「オクラ」でチームとして撮影できたのがすごくうれしかったです。撮影が進むうちにどんどん絆が深まっていって、今日で撮影を終えるのがさみしいです。

青木:皆さんお疲れ様でした!毎日撮影に来るのが楽しくて幸せでした。できたらもう1年くらいやりたいです(笑)。本当にありがとうございました!

橋本:撮影中にどんどん絆が深まっていきました。今振り返ると、座長の“ヒット!”というせりふのシーンから撮影が始まって、その後はみんながどんどんヒットを打つこと、そして得点することを目指しながらスタッフさんも一丸となって撮影できました。最後は良いグルーブ感を生み出せたんじゃないかと思っています。“終わるのがさみしい”と思える現場で仕事ができて光栄です。またお会いしたいです。ありがとうございました!

宇梶:俳優陣は“本番スタート”のかけ声でその場を生かせてもらうのですが、スタッフのみなさんが居心地のいい器(作品)を作ってくださり、その中で無事終えることができて安心しています。共演の皆さんもお人柄がよろしく、違和感なくその場にいる自分が不思議でした。特に千寿が心地いい現場の空気を作ってくれて、とても良いバランスの中で役を生きていけました。皆さんありがとうございました!

「オクラ」最終話あらすじ

不破利己(杉野)は、飛鷹千寿(反町)が加勢英雄(中村)を殺害した真犯人という真実にたどりつく。利己は、千寿がまだ何か別の真実を隠していると信じ、「『オレは殺してない』って言ってくださいよ!」と肩を震わせながら訴える。しかし、千寿は利己に銃口を向け、手錠をかけて拘束すると、その場から立ち去ってしまう。

一連の報告を受けた捜査一課長の尾瀬義郎(松角洋平)は、千寿を指名手配し、ただちに身柄を確保するよう捜査員たちに命じた。動揺する「オクラ」メンバーに、利己は公安部の特殊部隊「ハイドアンドシーク」と首都爆破テロ計画の存在、そして千寿がテロを阻止するために逃走した可能性があることを伝える。

同じころ、千寿は入院している井伏愁(観月)の病室に立ち寄り、加勢を殺したことを告白するとともに、爆破テロを止める手段を尋ねる。愁は、加勢と自分のチップのパスワードを解読して爆弾を見つけだし電源を直接落とす必要があると告げる。

爆破のタイムリミットまであと5時間。「ハイドアンドシーク」の目的とは、「オクラ」に待ち受ける運命とは…。千寿と利己、バディ最後の事件がはじまる。

※「三浦リョウ太」の「リョウ」の漢字は「僚」の「にんべん」を「けものへん」で表記

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