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食べられる部分も捨ててない!?意外と知らない【きのこの切り方4選】

  • 2024.12.18

こんにちは、ズボラ系家事コツ研究員の小町ねずです。きのこを下ごしらえをするときに「根本はどこを切ればいいの?」と迷ったことはありませんか?きのこは種類によって食べられる部分が異なり、切るべき場所も異なるようです。実は食べられる部分まで捨てている人も多いのだとか。今回は家庭で使用頻度が高いえのき、エリンギ、しめじ、まいたけの4種類のきのこの切り方をご紹介します!

(1)えのきの切り方

価格が安定していて、さまざまな料理に使いやすいえのき。よく使うという人も多いのでは?

えのきの根本付近にはぐるりと「線」が入っていて、根っこには石づきがついています。皆さんは、どこをカットしていますか?

筆者はこの線をガイドラインに切り落としていましたが、実は不正解!この線は栽培の都合上できるもので、切る位置とは関係ないのだとか。

今までもったいないことをしていました……。

えのきは、一番下の硬い部分だけカットすればOK。それ以外は食べることができるそうです。

線と石づきの間には、これだけ食べられる部分がありました。ショック……。

線で切り落としている人は、こんなに損をしていますよ!

(2)エリンギの切り方

独特の食感が楽しめるエリンギは、しっかりとした噛みごたえから「白あわび茸」とも呼ばれていて、節約食材として人気のきのこです。

えのきと同様に、エリンギの根元に「線」がありますよね。この部分を切っている人も多いのではないでしょうか。

残念ながら、これも不正解!

スーパーで出回っているエリンギは石づきがついていないことが多く、切り落とす必要はないそうです。

もし根本を触ってみて硬い場合は、その部分だけ包丁でそぎ落とせば大丈夫。

アワビに似ている上に捨てる場所がないなんて、優秀すぎますよね!

(3)しめじの切り方

使い勝手のいいしめじは、家庭でストックしている方も多いのでは?

最近はバラのしめじもありますが、1株ごとに売られているしめじはしっかりと石づきがついているため、どこを切るか悩みがちですよね。

面倒だから、と一気にバッサリ切ってしまうのはもったいないこと。食べられる貴重な部分まで捨ててしまうことになります。

食材を無駄にしないためには、石づきのつき方を確認するのがポイント。まずは、手で半分に割ってください。

石づきの境目を見ると、内側が高くなっているのがわかりますか?

この高さにそって包丁を切るのがベストな方法。つまり、山型(逆V字型)になるように包丁を入れるのが正解なのだそうです。

まっすぐ切ったときと比べると、これだけ差が出ます。

包丁を入れる角度を変えるだけで、これだけ違うとは!手間もかからないし、ギリギリまで食べることができて経済的ですね。

(4)まいたけの切り方

まいたけの根本は、こんな感じでまとまっています。切り落とすか、そのまま残すか、迷いますよね。

正解は「切り落とさずそのまま食べる」!

スーパーで売られているまいたけは、石づきがついていないものがほとんどで、そのまま食べることができるそうです。

根元に硬い部分がある場合は切り落としたほうが良いけれど、基本的にはすべて食べることができます。手で食べやすい大きさにバラバラとほぐせば、下ごしらえは終了。

まな板・包丁いらずの楽ちんさ、ますます好きになりました。

きのこの切り方は、知っているようで意外と知らないものです。

過剰に切って捨ててしまうなんてもったいない!食べられる部分は全部食べて、食品ロスを減らしましょう。

撮影・文/小町ねず ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。

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