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【ディープ京都】京都の古道具屋「阡伍1005」で古都の歴史を発掘

  • 2024.12.16

京都西陣の「阡伍1005」にはレトロ&アンティーク好きには垂涎ものの古道具がいっぱいです。懐かしい家電や玩具から歴史を感じる生活道具まで、幅広い品が店内に詰まっていましたので、その様子をご報告いたします。

レトロ&アンティークの秘密基地「阡伍1005」

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「阡伍1005(せんご)」は京都西陣の古道具屋で、レトロ&アンティークなリサイクルショップです。

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店内には古道具、古美術、骨董、さらには着物や本、玩具などがいっぱいです。

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いずれも店主のお眼鏡にかなった逸品ばかりです。

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一見するとガラクタのようにも見えますが、用途によっては貴重な宝物ばかりです。

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映画やドラマの小道具や、インテリアに重宝されたりと、愛好家なら垂涎の品ばかりです。

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こちらのカウンターは、かつて五条の老舗にあった一点物を引き取ったもので、お値段は四百万円とのことでした。
かなり高額に思えますが、今ではもう滅多に手に入らない一枚板で作られたカウンターで、見る人が見れば四百万円でも良心的なお値段なのだそうです。
これまでに、購入申し入れが数件あったそうですが、店主としては相応しい場所に「嫁入り」させてあげたいと思い、お断りをされたのだとか。
このカウンターが「嫁ぐ」日が来るのか、とても楽しみです。

元はビリヤード場を古道具屋に改装

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「阡伍1005」の店舗は元は西陣で有名な「撞球場 (どうきゅうじょう・ビリヤード場)」だったそうです。
よく観ると確かに店頭のガラス窓にビリヤード場だったことを示す「玉」のマークがあります。

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店内も目を凝らすと、ビリヤード場だった痕跡が見つかります。
こちらはビリヤード台を置く為に足場にタイルを施したもので、台の四隅があった場所を示しています。

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古道具の中には当時の「キュー」も隠れていて、他にも痕跡がないかついつい店内を「捜索」してしまいます。

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まさか店舗さえも歴史のある貴重な骨董だったとは、驚きです。

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さらに店内の品はいずれも京都市内を中心に近郊から依頼のあった廃品や遺品、仕舞われていた品物で、まさに京都を中心とした歴史の集積場といった趣です。

店内は驚きと発見と歴史の重みの連続ですので、悠久の古都の歴史の息遣いを感じに、ぜひ一度「阡伍1005」に足を運んでみてはいかがでしょうか?

基本情報・アクセス

<阡伍1005(せんご)>
◇所在地
〒602-8326
京都府京都市上京区今出川通六軒町西入ル西上善寺町198-1
tel.075-366-6568 フリーダイヤル.0120-152121
◇営業時間
・不定
◇定休日
・不定
◇電車
・嵐電:北野白梅町駅より 徒歩15分
・京都市営地下鉄:今出川駅より 徒歩25分
◇バス
・京都市バス:千本今出川より 徒歩1分
◇駐車場
・ナシ

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