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【今日の難読漢字】「若しくは」「藜」「芥子」。「藜」は某有名アニメ映画の宿敵と同じ名前です!?

  • 2024.12.16

今日の難読漢字は

「若しくは」

「藜」

「芥子」

の3つです。

 

さあ、何と読む?

 

まず最初の難読漢字は「若しくは」!

歳が「若い」ことは、いろんな面でメリットがあります。

 

一般的には、何もしなくても健康だし髪も艶々だし・・・。

何だか開始早々、愚痴になってしまいましたが、今回のテーマは「若い」という漢字に送り仮名がついた「若しくは」です!

 

そのまま読めば「わかしくは」になりますが、これはもちろん不正解です。

 

今回の言葉は読めるだけでなく、その正しい用法も知っていると尚のことGoodです!

 

「若しくは」の読み方のヒントはコレ!

「〇しくは」の4文字です。

「あるいは」と同義語です。

 

「若しくは」の読み方の正解は・・・・?

イメージ

 

 

 

 

正解は、「もしくは」です!

 

「若しくは」とは、「あるいは」や「または」という接続詞と同じ意味で、ある物事を並べて話すときに使いますね。

 

ところで、「若しくは」という言葉って普段使いますか??

 

少し理屈っぽい人なら日常会話でも使うイメージがありますが、「若しくは」は法律用語としては定番の接続詞で、正しい使い方があるのをご存じでしょうか?

 

意味としては「あるいは」、「または」と同じ言葉ですが、物事を複数並べて言う際に、段階に応じて使うのが正しい用法になります。

 

例として、最も大きな接続には「又は」を使い、それより小さな接続に「若しくは」を使います。

 

「(りんご・みかん)・遊園地」という二段階の関係を表したい場合には、「りんご若しくはみかん又は遊園地」という表し方になります。

 

「りんごとみかん」は同じ食べ物同士でなので「若しくは」で1グループとし、次の大きな選択肢である「遊園地」とは「又は」で繋ぎます。

 

・・・日本語って、本当難しいですね!

 

次の難読漢字は「藜」!

和食、洋食、中華料理、どの料理にも合う定番の薬味といえば、ネギですね!

 

ほとんどの人が「藜」という漢字を見た途端、「ねぎ!」と答えてしまうと思いますが、「ねぎ」は「葱」と書くので違いますね。

 

よく見ると違うことが分かるんですが、まさに似て非なるもの、遠目から見ても同じに見える「藜」。

 

もう、「ねぎ」にしか見えないのでヒントにいきましょう・・・。

 

「藜」の読み方のヒントはコレ!

これは「〇〇〇」の3文字です。

空き地や山、畑などに自生している雑草です。

 

「藜」の読み方の正解は・・・・?

イメージ

 

 

 

 

正解は、「あかざ」です!

 

え?「あかざ」って某大ヒットアニメの鬼の中で3番目に強いあの人でしょ?と思ってしましますが、「藜」とは「畑や山に自生している植物」のことです。

 

若葉の段階では食用もできるそうですが、現代では雑草として認識されている植物です。

 

かたや薬味の定番である「葱」と、今では自生植物となった「藜」、似ているようでやっぱり違いますね!

 

最後の難読漢字は「芥子」!

「孔子」「孟子」「老子」「荘子」・・・。

 

中国の諸子百家の偉人達って、何度見ても全部同じに見えるのは私だけでしょうか。

 

そんな「〇子」が多い諸子百家ですが、「芥子」もその中の一人にいそうな感じがしますが、残念ながらいませんwww

 

人の名前ではないとしたら、「芥子」っていったい何モノ!?

 

「芥子」の読み方のヒントはコレ!

「〇〇」の2文字です。

これは植物です。

 

「芥子」の読み方の正解は・・・・?

イメージ

 

 

 

正解は、「けし」です!

 

「芥子」とは、アヘン戦争でも有名なあの「ケシ」です。

 

「アヘン」と聞くとなんだか物騒なイメージがありますが、もっとポピュラーな花だと「ポピー」も「ケシ」の一種になります。医療で使われている「モルヒネ」なんかもこの「芥子」から作られます。

 

また、「芥子」は「からし」とも読み、あの辛くて黄色い調味料のことも表します。

 

毒も薬もまさに紙一重、製法の過程や使い方によって姿かたちがガラッと変わる、それが「芥子」です。

出典:コトバンク

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