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『早乙女カナコの場合は』2025年3月14日公開決定!山田杏奈、臼田あさ美、中村蒼の出演も発表に

  • 2024.12.16

橋本愛、中川大志が共演する『早乙女カナコの場合は』が2025年3月14日(金)に公開。追加キャストとして山田杏奈、臼田あさ美、中村蒼らの出演が発表され、特報映像も解禁となった。

【写真を見る】純粋で不器用な早乙女カナコと演劇サークルの先輩、長津田の10年に渡る恋愛模様を描いていく

【写真を見る】カナコと、カノジョの先輩である長津田との10年に渡る恋愛模様が描かれる [c]2015 柚⽊⿇⼦/祥伝社 [c]2024「早⼄⼥カナコの場合は」製作委員会
【写真を見る】カナコと、カノジョの先輩である長津田との10年に渡る恋愛模様が描かれる [c]2015 柚⽊⿇⼦/祥伝社 [c]2024「早⼄⼥カナコの場合は」製作委員会

数多くの話題作を世に送りだし、国内外で高い評価を得ている柚木麻子の小説を映画化した本作。主人公の早乙女カナコを橋本が、彼女の恋人、長津田を中川が演じ、監督は『三月のライオン』(92)、『ストロベリーショートケイクス』(05)などで知られる矢崎仁司が務める。男勝りで過剰な自意識ゆえに素直に甘えることができず、本当は誰よりも純粋で不器用な早乙女カナコと演劇サークルの先輩、長津田の10年に渡る恋愛模様を中心に、彼女たちと周囲の人々が右往左往しながらも各々が自分を見つめ直していく姿を描いていく。

追加キャストとして新たに発表された山田は、別の女子大に通うも、カナコや長津田が所属する演劇サークル「チャリングクロス」に入部し、長津田に急接近する本田麻衣子役で出演。さらに、内定先の先輩で、厳しさと優しさを兼ね備え、カナコにとって社会人として尊敬する存在の慶野亜依子役を臼田、同じく内定先の先輩でカナコに想いを寄せる吉沢洋一役を中村が演じる。そんな3人からのコメントも到着。

長津田に接近する本田麻衣子に山田 [c]2015 柚⽊⿇⼦/祥伝社 [c]2024「早⼄⼥カナコの場合は」製作委員会
長津田に接近する本田麻衣子に山田 [c]2015 柚⽊⿇⼦/祥伝社 [c]2024「早⼄⼥カナコの場合は」製作委員会

麻衣子について山田は、「どうなるか分からなくても、先が見えなくても、好きなように生きていいじゃないか!という覚悟を彼女に教えてもらった気がします。観終わったあと、自分自身を肯定してあげたくなるような、どこか清々しい気分になるような」と、覚悟をもらったと説明。続いて臼田は、「現場に入ってからは、慶野亜依子の脆さを受け入れる日々で、カナコの真っ直ぐさに向き合うたびに負けてしまいそうで、重心を低く、踏ん張って演じました」と役柄に没入したことを明かす。さらに中村も、「互いの立場や性格に嫉妬し、羨み、何度も傷つきながら成長する登場人物たちを応援してあげてほしいです」と登場人物全員に対して温かい気持ちになるコメントを寄せている。

特報映像は、カナコが扉を開けると長津田が満面の笑みを浮かべ、シャンパンを開けるシーンからスタート。「この男は、バカだ。でもずっと好きな私は、もっとバカだ」という印象的なナレーションと共に、海辺でホタルイカを一緒に食べる姿や、長津田が抱きしめるシーンなど、2人のエモーショナルな瞬間が映し出されている。愛か、理想か、それとも?観客の心を揺さぶるようなドラマチックな展開が予感される特報となっている。

恋愛をテーマにしながらも、ただのラブストーリーにとどまらない『早乙女カナコの場合は』。シスターフッド、社会との葛藤、複雑に絡み合う人間模様を丁寧に描きだし、恋とはなにか、本当に大切なものは何かを問いかける。人生の岐路に立ったことのある誰もが共感できる心に響く本作に期待してほしい。

<コメント>

●山田杏奈(本田麻衣子役)

「大学生活という限られた時間の中で自分の在り方を探る麻衣子にヒヤヒヤとさせられたり、共感したり。どうなるか分からなくても、先が見えなくても、好きなように生きていいじゃないか!という覚悟を彼女に教えてもらった気がします。観終わったあと、自分自身を肯定してあげたくなるような、どこか清々しい気分になるような。楽しみにお待ちいただけたらうれしいです」

●臼田あさ美(慶野亜依子役)

「原作、台本、と読んで、慶野亜依子の話す言葉が聡明であり、逞しく、艶美な様が浮かび、大事にしたいと思いました。現場に入ってからは、慶野亜依子の脆さを受け入れる日々で、カナコの真っ直ぐさに向き合うたびに負けてしまいそうで、重心を低く、踏ん張って演じました」

●中村蒼(吉沢洋一役)

「矢崎監督はあまり多くは語らないけれど、確実に頭の中に理想としてある監督が求めている芝居をカメラの前で表現するのはとても難しかった。けれど、OKの声を聞いた時は本当にうれしかったことを覚えています。互いの立場や性格に嫉妬し、羨み、何度も傷つきながら成長する登場人物たちを応援してあげてほしいです」

文/平尾嘉浩

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