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「ヒィィィ!」新トイレで義母がボタンを押すと…一瞬で水浸しに!<頑張り過ぎない介護>

  • 2024.12.16

一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。ある朝、いつものように義母の部屋へ向かったまる子さん。扉の隙間から出る冷気に気づき嫌な予感がしつつ扉を開けてみると……そこは極寒の地となっていました。しかし、義母は寒さを感じないようで、平気な顔をしています。そして、エアコンの温度はちゃんと設定したと言い張るのですが、温度計が示す室温は23℃。寒すぎます。でも、リモコンを確認すると、たしかに28℃になっていました。どうやら、エアコンに向かってリモコンを操作していないようで、正しく動作してくれていない様子。義母には正しいリモコンの使い方を説明し、適正温度に設定をしてから、まる子さんは足早に極寒の部屋をあとにしました。

少し前から水漏れするようになっていた義母のトイレ。工事をすると、トイレが長時間使えなくなるため、なんとか応急処置でしのいでいました。しかし、それももう限界……。というわけで、まる子さんは義母がデイケアに行っている間にトイレの交換をすることに! 無事に交換を終え、ついにバケツや吸水パッドの交換といった重労働からは解放されて、まる子さんは喜びます。しかし、同時に義母にウォシュレットの使い方を教えるという、新たなタスクが課せられたのでした……。

おしりは浮かさないで!

トイレが新しくなり、水漏れ対策に追われることはなくなりましたが、代わりにウォシュレット未経験の義母に使い方を教えるという新たなミッションが……!

早速ボタンの説明から始めますが……

ボタンを押すため、想像以上に義母が前のめりになり、おしりが浮いてしまい……。

その隙間から水が出てきてしまいました……!

慌てて止めるボタンを押します。

そして、もう一度説明。

あ……なんか嫌な予感。

やっぱり……!

もう、ボタンの説明をするのは諦めました。

とりあえず、小柄な義母が使いやすいように設定をすることにしました。

なんとか設定完了!

なんとか使える状態にはしましたが、すでにトイレの中は水浸し……。

そういえば、息子が小さいときも、同じようなことがあったっけ……。

初めて使うときって、こんなものだっけ……?

今まで、怖いと言ってウォシュレットは使っていなかった義母。しかし、おしりをゴシゴシ拭くよりは、やさしく洗ったほうがいいと思い、今回もウォシュレット機能が付いたトイレにしました。そして、義母にとって人生初のウォシュレットの使い方を教えたのですが……。

操作パネルに並ぶボタンのうち、どれを押せばいいのかがわからない様子の義母。「おしり」というボタンを押せばいいと言うと「どれ? これ?」と言いながら、前のめりに。操作パネルに近づき、自然とおしりが浮いたタイミングで、義母の操作によってウォシュレットが作動してしまいました。

義母の背中の隙間から、美しい放物線を描いて出てくるウォシュレットの水……。とっさに止めるボタンを押して、義母に改めて説明しますが、「これね」と言ってボタンを押す義母のおしりは再度浮き、またもや水が……。もう細かい説明は諦め、私がひと通り設定をしましたが、水漏れのトイレを修理したはずなのに、なぜか水浸しのトイレを掃除することになり、グッタリです……。

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もうウォシュレットを使うのが当たり前の生活になると、「おしり」というボタンは究極にシンプルで万人が理解できそうに思えてしまうのですが、初めての人にとっては難しいのかもしれませんね。でも、なんとか無事に設定は終えたようなので、これからはうまく活用してくれることを期待したいですね!

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!


著者:マンガ家・イラストレーター まる子

ベビーカレンダー/シニアカレンダー編集室

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