31歳の日本代表主将、世界的チームで冷遇も残留希望…代表OBがその理由を明かす

Text by 井上大輔(編集部)

リヴァプールで2年目を迎えた日本代表MF遠藤航。

ユルゲン・クロップ監督体制だった1年目は重用されたものの、オランダ人のアルネ・スロット監督が就任した今季は立場が変わった。チームはプレミアリーグとチャンピオンズリーグで首位に立つなど絶好調ながら、序列が下がった遠藤は出場機会が激減している。

そのため移籍も噂されているが、本人は残留を希望しているようだ。

浦和レッズ時代に遠藤とともにプレーした元日本代表DF槙野智章が、『ABEMAスポーツタイム』でこんな話をしていたのだ。

「槙野砲、出しますけど…。遠藤さんの代理人の方とか色々話を聞きましたけど、リヴァプールで出てなくても強度の高いトレーニングができているのでって話をしていて。本人はリヴァプールでやりたい意思は強いですよと言ってましたけどね。槙野砲はほぼゼロに近い、嘘みたいなもんですよ（笑）」

リヴァプールで出場機会がなくてもいいトレーニングができていると感じているとか。

ただ、来年2月で32歳になる遠藤は、今季の出場時間が170分ほどしかない。同番組に出演した元日本代表MF遠藤保仁は、自分ならプレーすることを優先して移籍するとも話していた。

なお、槙野砲という表現は、移籍情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏の「ロマーノ砲」にかけたもの。