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アプローチのミスを防ぐ“3つの必殺技”!熟練コーチが解説

  • 2024.12.16

アプローチのミスはいろいろあるが、「大半はチャックリですよ」というのは、熟練コーチでアイデアマンの上田栄民。チャックリとはアプローチの大ダフリのことだが、「ちゃんと打てるかなぁ」「ピンに寄るかなぁ」など不安になったときに出やすいそうです。

ならば、そんな気持ちがなくなり、寄る自信がつくベテランのワザをレクチャーします! チャックリしそう……と思ったらすぐ試してみましょう!

アマチュアのアプローチのミスは7~8割がチャックリ!

ボールにきちんとコンタクトしようとして、上から打ち込んだりすくい上げたりするとボールの手前を打ってチャックリしてしまう。アマチュアのアプローチのミスは約8割がこれ!

ヘッドが地面に刺さって大ダフリするか、ソールが跳ねてトップすることもある。

チャックリ防止の決めワザ1「超短尺ショット」

チャックリ防止の決めワザ2「ヒール浮かせのパット打ち」

チャックリ防止の決めワザ3「フォワードスタンス打ち」

ボールを低く転がしたい場面でとくに有効!

アプローチのミスを防ぐ“3つの必殺技”!熟練コーチが解説
パット感覚で打てば大きなミスは出ません!

ボールがグリーンエッジの近くに止まりライは平坦。距離も短い。なのにチャックリするときがありますよね。こうした場面ではボールを低く転がして寄せるのが簡単確実な寄せ方ですが、チャックリする人はついつい手首をこねてしまうのが悪いクセ。そんなときに役立つ決めワザが「ヒール浮かせのパット打ち」です。

クラブはPWかAW、9番アイアンでもいいでしょう。通常の構えよりもボールの近くに立ち、手元を浮かせてクラブを吊り上げるハンドアップで構えます。グリップはパターを持つときと同じように握り、手首を固定したままパット感覚でスイングする。ヒール側を少し浮かせて払い打てば、ヘッドは絶対に地面に刺さりません。

グリップは通常の握り方でもいいが、パターのように振りたいので、パットと同じグリップがオススメ。

普段よりボールに近づいて、手元を軽く浮かせるハンドアップで構える。

ソールのヒール側を少し浮かせると、チャックリの心配がなくなる。

両腕とクラブで大文字のYを作る。スイングはパット感覚。インパクトでも手首の角度が変わらないので、払い打ちでボールを正確にヒットできる。

インパクトで止まってしまう人にピッタリのワザ

アプローチのミスを防ぐ“3つの必殺技”!熟練コーチが解説
両ツマ先を目標に向けて構えるのが“ フォワードスタンス”です!

3つめのワザは、チャックリが出る原因からレッスンします。チャックリは、インパクトが詰まってクラブが振り抜けませんよね。これは、インパクトにかけて下半身が止まってしまい、手打ちになっているからです。そこで、ぜひしてもらいたいのが「フォワードスタンス打ち」。フォワードとは「前へ」という意味で、チャックリ防止の決めワザとしては、両ツマ先を目標に向ける立ち方を指します。

この構え方の効果は、フォローでクラブがスムーズに出せるようになる。つまり、手打ちが防げてインパクトが詰まらなくなるのです。SWを使えばフワリと上げるやわらかい球が打てるし、PWを使えばピッチ&ランも打てますよ。

通常のアドレスから両ツマ先を90度左に動かし、目標に向ける。ボール位置は右ツマ先の前が目安。

肩はあまり開かない。開きすぎると左に引っかけやすくなってしまう。

バックスイングが必要以上に大きくなりすぎないのも長所。クラブがしっかり振り抜けてインパクトが詰まりにくいため、チャックリ防止の効果が高い。

いかがでしたか? 上田プロのレッスンをぜひ参考にしてください!

これなら安心して打てます!

レッスン=上田栄民
●うえだ・えいみん/1964年生まれ、東京都出身。JPGA公認A級ティーチングプロ。19年にJPGAティーチングアワード最優秀賞を受賞。「エイミンゴルフアカデミー」を主宰し、多摩センター校など7つのスクールを運営。プロの指導のほか、これまで1万人を超えるアマチュアをレッスン。

構成=三代 崇
写真=高橋淳司
協力=大相模カントリークラブ Team WADA! Golf Academy

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