万引き犯の「堂々とした手口」全く気が付かなかったレジ従業員の体験談

作者であり、主人公のあとみ(@yumekomanga)さん。スーパーでレジ打ちをしていたときのことです。子連れの母親があめだけ買いたいとあとみさんのレジへやってきました。快く会計を通したあとみさん。しかし、レジの表記を見て、自分が未精算でレジ対応してしまった商品があることに気が付きます。上司に報告をするとこのミスから万引き犯を確定するまでに話が発展してしまうのでした…。『お会計がズレてしまいそして』をご紹介します。どうぞご覧ください。

レジ打ちでとんでもないミスをしてしまった…

あとみさんスーパーでレジ打ちをしていました。そこへやってきた子連れの母親があめを追加で買いたいとやってきます。子どもにおねだりでもされたのでしょうか。あとみさんは快くレジを通します。

すると、そこには1,280円というあり得ない金額が…。未精算で渡してしまった商品があると気づいたあとみさん。半ばパニックで対応するのですが、このミスから別の事件が浮き彫りになるのでした。

信じられないミスが発覚！慌てて対応するけど…？

なんでいつもしないようなミスを…という経験は誰にでもありますよね。あとみさんは、なぜか、お客さんの会計をしないでレジを通してしまったと気が付きます。

すぐに上司に報告をして、事実確認をすることにします。こういうときは焦ってしまいますよね。あとみさんもあめのお客さんとミスの発覚で同時に対応しないといけなくなり大慌て。

しかし、のちにあることが判明します。どんな場合でも報告、連絡、相談をすることは大事だと分かりますね。

犯人の取り逃がし以上にもやもやが残る万引き事件

あとみさんは未精算で対応してしまったミスを自覚し、すぐに上司に報告をします。そこで判明したことは、なんとあめを買いに来た母親は万引きの常習犯だったということです。未精算の商品に袋をかぶせて、安いものを追加で購入しているように見せる手口です。あまりに堂々とした犯行。あとみさんもまったく気がつかず、逃してしまいました。しかし、このあとみさんのミスがきっかけで従業員に万引き犯の顔を周知することができました。

しかし結果的に万引き犯を捕まえることはできませんでした。悔しい思いをするあとみさんたちですが、それ以上にもやもやしたものが残ってしまいます。それは、この万引き犯が子連れの母親であるということ。子どもを連れて、目の前で罪を犯す母親の気持ちがどうしても理解できない…。そんな後味の悪さを感じるのでした。

万引きは犯罪です。決して許されるものではありません。母親と一緒にきたスーパーで、目の前で罪を犯し、そのお菓子をもらった子ども。なんとも複雑な気持ちになるエピソードでした。

著者：ゆずプー