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香水「ラニュイ」が渋谷慶一郎のピアノ曲に捧げる新作を発表。紀尾井町のコンサート会場にその香りがたゆたう

  • 2024.12.16
for maria オードパルファン 30ml ¥19,800
for maria オードパルファン 30ml ¥19,800

クラシック音楽を香り化するフレグランスメゾン、ラニュイ パルファン(LA NUIT PARFUM)が最新作として世に届けるのは、音楽家、渋谷慶一郎のピアノ曲「for maria(フォー・マリア)」を題材とした香水。調香師は、同ブランドの「夜のガスパール」、バッハ「シャコンヌ」も担当した和泉侃。

『for maria』(全14曲 64分)は、彼の亡き妻でありレーベルATAKの共同設立者であるmariaが逝去した際に作曲した楽曲を表題曲とした、渋谷慶一郎初のピアノソロ・アルバムだ。それまで実験的な電子音楽を中心に活動してきたが一転、死別したパートナーへの想いを綴る完全アコースティックのピアノ作品を初めて手がけた。この楽曲・アルバムが生み出された背景をもとに、和泉侃が香りをクリエイト。

サイプレスに始まり、アルモワーズやバイオレット、オークモスで奥行きを与え、タバコ、アンブレット、パチュリ、サンダルウッドが混ざり合い、静謐な深みを醸し出すラストノートが肌に残る。生と死に揺らぐ感情とその自然の摂理を客観視する、そんな相反する感覚を表現した。

12月19日(木)、2年ぶりに開催される渋谷慶一郎のピアノソロコンサートにて、この「for maria オードパルファン」を先行で発売。さらに「Keiichiro Shibuya Playing PianoーLiving Room」の会場はこの香りで満たされ、聴覚・嗅覚が融合し総合芸術の一夜となる。ゲストとして気鋭のヴァイオリニストである石上真由子、そしてステージデザイン建築家、妹島和世が手がける。ステージにはアンプラグドなピアノとヴァイオリン、妹島和世がこれまでに製作した家具や自身が所有するミースやコルビュジエの家具などが配置される。

また会場全体はLa Nuit parfum、による香りが微かに充満する世界──そこで演奏されるのは渋谷慶一郎自身の楽曲に加え、サティ、ペルト、高橋悠治作品など。ステージで展開される架空の「Living Room」を堪能して。

〈左から〉渋谷慶一郎、石上真由子
名称未設定のデザイン - 1〈左から〉渋谷慶一郎、石上真由子
妹島和世建築設計事務所により撮影された、ステージデザイン模型。
妹島和世建築設計事務所により撮影された、ステージデザイン模型。

Keiichiro Shibuya Playing Piano―Living Room

日時/2024年12月19日(木)開場 18:20、開演 19:00

会場/紀尾井ホール(東京都千代田区紀尾井町6-5)

チケット/チケットぴあにて販売

前売料金/S席 11,000円(※売り切れ)、A席7,700円、B席 5,500円、C席 3,300円(※売り切れ)

チケット販売URL/https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2434213

Pコード:280713 興行コード:2434213

問い合わせ先/ラニュイ パルファン 070-8542-1789

https://de-la-nuit.com

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