「イケメン夫いいな」ママ友が羨ましい性悪ママ、自分の夫と比べて＜ママ友と働いたら＞

大手製造会社の人事部でパート事務員として働く春野ハルさん。保育園での交友関係は良好でしたが、ママ友・フユミさんに同じ職場を紹介したことで関係が崩壊。正社員登用されたハルさんに嫉妬してか、フユミさんがハルさんについてのデマを吹聴。保育園や会社でハルさんを孤立させようと、フユミさんの嫌がらせはどんどんヒートアップしていき……。

ハルさんへの嫌がらせを含め、会社内での様々な悪事が露見したフユミさんは雇用契約の打ち切りを宣告され、さらに離婚間近の夫に追い打ちをかけられ……順風満帆そうにみえるハルさんへの苛立ちや恨みが一層募るフユミさん。

フユミさんは自分の娘・ユキエちゃんに「ハルさんにいじめられている」と吹き込み、保育園でデマを流させます。ハルさんの娘・サクラちゃんは「いじめっ子の子ども」と友だちから呼ばれ、孤立してしまいます。

ユキエちゃんは母親の話を信じ、「自分やママがつらい気持ちになっているのはハルさんのせいだ！」と恨みを募らせていきます。

そもそもどうしてフユミさんはハルさんたちのグループに近付いたのか、それには理由がありました。フユミさんは入園当初、おしゃれなママ・シズさんと仲良くなります。

ある日、シズさんの家で行われるBBQに誘われたフユミさんは、イケメンなシズさんの夫にときめいてしまって……？！

他人の夫がよく見えてしまうママ友

シズさんは、自分の夫の近くから離れようとしないフユミさんの言動に思うことがありながらも、無言で見守ります。

BBQも終わり、帰宅したフユミさんと娘・ユキエちゃん。
家では出張に行ったはずの夫が帰ってきていました。

フユミさんは夫・雪彦とシズさんの夫を比べてしまい、シズさんをうらやましく感じてしまうのでした。

家族になると、どうしても交際中や新婚のときと比べて、夫へのときめきは薄れてしまいがちです。たとえ薄まっていたとしても、形を変えた愛がきっとあるはずです。
フユミさんには、夫の悪い点ではなく良い点を探しながら、思いやりを持って接してもらいたいですね。

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著者：マンガ家・イラストレーター つきママ

ベビーカレンダー編集部