2025年は「チャームコスメ」に注目！　平成のトレンド“じゃら×2”文化の再熱で人気に<取材レポ>

日々、数多くの新商品が登場するコスメ業界に、近年「チャームコスメ」という新ジャンルが降臨した。国内最大の化粧品口コミサイト「＠cosme」が12月5日（木）に都内で開催した「＠cosmeベストコスメアワード2024ベストコスメ／2025上半期トレンド予測発表会」でも、2025年上半期のトレンド予測キーワードとして「じゃら×2チャームコスメ」が発表され、店舗でも実際に「チャームコスメ」を持ったスタッフや利用客が増えていることが明かされている。今回クランクイン！トレンドは、2025年に流行るだろう「チャームコスメ」に注目し、人気の理由、それから「＠cosme」で購入可能なアイテムを取材した。

■すぐに買える「チャームコスメ」は？

「チャームコスメ」とは、これまでポーチなどに入れて持ち運ぶのが主流だったコスメがバッグに直接付けられるように進化したもので、パッケージにボールチェーンなどを通せるよう穴が開いたものから、アイテム自体が取り外し可能なデザインになっているものまで様々な種類が登場している。

「＠cosme」のリサーチプランナーは、「チャームコスメ」が注目され始めたきっかけについて、平成に流行った、キーホルダーをバッグいっぱいに付ける、いわゆる“じゃら×2”文化の再熱によるものではないかと分析。推し活が浸透した令和の今、推しのぬいぐるみやキーホルダーに加えて、推しコスメまでもバッグにぶら下げる時代になっているようだ。

では、実際にどんな「チャームコスメ」が販売されているのか？ 筆者が東京の原宿にある「＠cosme TOKYO」でリサーチしたところ、店舗では、パッケージに自分好みのチェーンなどを通すことができる「EITHER＆（イーザーアンド）」の「Pebble Glow Cushion」と「Pebble Blur Cushion」、「CLIO」の「エッセンシャル リップチーク タップ」、そしてキーホルダー状のミニケースに入ったリップティントが付属している「peripera（ペリペラ）」の「インク ムード グロイ ティント」が並んでいた（12月5日時点）。

「チャームコスメ」は、コスメ大国の韓国では、自分好みに組み合わせることで人と被らない・個性を出せるアイテムとしての注目度も高いとのこと。今後、自分らしさをアピールするキーアイテムとしての人気も高まっていきそうだ。