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海外出稼ぎ中の風俗嬢「ここで取材は危険すぎる」薬物中毒者だらけの街でインタビュー

  • 2024.12.15
【写真・画像】海外出稼ぎ中の風俗嬢「ここで取材は危険すぎる」薬物中毒者だらけの街でインタビュー 1枚目
ABEMA TIMES

取材中に突然、声をかけてきたのは、妙にハイテンションな1人の女性。ベネズエラと接するコロンビア側の国境の街・ククタは、夜になると薬物中毒者が多数出没するのだという。そんな危険な夜道で、番組ディレクターが出会ったのは、風俗嬢として働く37歳の移民女性だった。

【映像】風俗嬢への取材中に声をかけてきた薬物中毒のレディーボーイ

12月14日、東野幸治とあのちゃんがMCを務める新番組『国境デスロード』#2が、ABEMAにて放送された。『国境デスロード』は、世界各国にある国境を命がけで越える人々の生活に密着する、ドキュメントバラエティ。本番組の企画・総合演出を手がけるのは、『不夜城はなぜ回る』(TBS系)で知られる、大前プジョルジョ健太ディレクター(以下、プジョルジョD)。プジョルジョDが各国の国境地帯に赴き、なぜ人々は危険を冒しながらも国境を越えなければいけないのか、その真実に体当たりで迫る番組だ。

【写真・画像】海外出稼ぎ中の風俗嬢「ここで取材は危険すぎる」薬物中毒者だらけの街でインタビュー 2枚目
ABEMA TIMES

今回、プジョルジョDが訪れたのは、ベネズエラとの国境に面するコロンビア・ククタ。経済が破綻し、深刻な貧困に陥っているベネズエラからの移民が集まるこの街で、プジョルジョDは2人の移民に密着取材を行った。そのうちの1人、カッティさんと出会ったのは、午後10時頃のこと。街には銃を持った警察官が複数人立ち、警戒を強めていた。移民を誘拐して売り飛ばす事件が、多発しているのだという。

【写真・画像】海外出稼ぎ中の風俗嬢「ここで取材は危険すぎる」薬物中毒者だらけの街でインタビュー 3枚目
ABEMA TIMES

そんななか、道を歩いていた2人組の女性に声をかけたプジョルジョD。取材に応じてくれたカッティさんは、ベネズエラ出身の37歳で、この街に来て1年半とのこと。「経済状況が悪くてベネズエラからコロンビアに渡った」のだという。ベネズエラでは看護師として働いていたという彼女だが、現在の職業は風俗嬢。どのような店で働いているのか尋ねると、「バーで好きな女性を選んで個室に行くの」と教えてくれた。

路上でカッティさんに話を聞いていた際には、夜のこの街がいかに危険であるかを、身をもって知る場面も。「うわ、ヤバいですね、後ろ」と思わず声を上げたのは、取材に同行していた通訳スタッフ。そこに立っていたのは、ヘラヘラと笑うおかしなテンションのレディーボーイだった。突然、声をかけてきたレディーボーイの様子が異様なのは、一目瞭然。薬物中毒者があふれる危険な夜の“デスロード”が、カッティさんの出勤道なのだ。「ここで取材は危険すぎる」とカッティさんから注意を促され、取材班は足早にその場から立ち去ったのだった。

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