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【市販の生姜チューブを手作り!?】生姜は皮ごとおろして半年保存可♪無添加のすりおろししょうが爆誕!

  • 2024.12.16

様々な料理に出番が多いしょうが。チューブ入りの市販品は便利なので良く使いますが、長期保存出来るように添加物が加えられているとのこと。YouTubeの料理系チャンネル『シクロエの家』では、半年ほど保存出来るという「自家製すりおろししょうが」を紹介していましたよ。材料はしょうがだけ、調理工程もすりおろすだけ。乳酸発酵の力を利用すれば無添加で作れるそうです♪お役立ちな調味料になりそうなので作ってみました。


YouTube『シクロエの家』は料理と日々の暮らしを楽しむチャンネル


「自家製すりおろししょうが」の作り方を見つけたのは、YouTubeの『シクロエの家』というチャンネルです。

登録者数は32万人。運営者の方は調理師免許と食育インストラクターの資格をお持ちの女性の方で、体にやさしい季節の調理や暮らしに役立つ情報、愛用品のレビューなどを見ることが出来ますよ。

今回作ってみる「自家製すりおろししょうが」はその名の通り、しょうがをすりおろすだけで作れるそうで、材料はしょうがだけ。

無添加で作れる体にやさしい調味料として重宝するそうです。長期保存出来るように、衛生面に気を付けるポイントがあるようなので、動画を参考に作ってみます。

材料はたった1つ!「自家製すりおろししょうが」を作ってみた!

動画では新しょうがを使っていましたが、今回は普通のしょうがで作ってみます。



【材料】
しょうが…好きなだけ ※今回は1袋(2個入り)使用
小さいビン…必要なだけ ※今回は直径5cm、高さ3.5cmのビンを使用

1. ビンとフタ、スプーン、可能であればブレンダーなどの器具も熱湯消毒します。(アルコール消毒でも可)



ビンや調理器具に雑菌や水分が付いていると「自家製すりおろししょうが」が腐りやすくなるので、熱湯で5分くらい消毒します。手軽に殺菌出来るアルコール消毒でも構いませんよ。



熱湯消毒した器具は逆さまにして自然乾燥させてくださいね。

2. しょうがをきれいに洗い、ハンディーブレンダーやフードプロセッサーを使う場合はしょうがを薄切りにします。



しょうがの隙間に入っている汚れをきれいに洗い流し、キッチンペーパーで水分を軽く拭き取ります。

動画では新しょうがを皮付きのまま使っていましたが、今回は普通のしょうがを用意したので皮を剥いて出来るだけ薄く切りました。おろし金ですりおろす場合は切らずに使ってくださいね。

3. ハンディーブレンダーやフードプロセッサー、またはおろし金でしょうがをおろします。



ハンディーブレンダーやフードプロセッサーの方がしょうがの繊維が細かくなって、チューブ入りしょうがのようななめらかさに仕上がるそうですが、量が少ないからか刃の部分に詰まってしまい攪拌しづらい…。

新しょうがの方が水分が多いので攪拌しやすいのでしょうね。詰まったしょうがを取り除きながら、出来るだけ細かくなるように攪拌しました。

4. 消毒したスプーンでビンに詰めます。



すりおろしたしょうがをビンにぎゅっと詰めます。腐敗を防ぐため手で触れないようにして詰めてくださいね。



ビンの口のギリギリまで埋まらない場合はラップを密着させ、空気が入らないようにしっかりとフタを閉めます。

5. 冷蔵庫で2週間寝かせます。



2週間寝かせることで乳酸発酵が進み、長期保存出来るようになるそうです。あとは2週間待つだけです。


「自家製すりおろししょうが」を2週間後に開封して、食べてみた♪



約2週間が過ぎたので、仕込んでおいた「自家製すりおろししょうが」を開封してみました。開けて香りを嗅いでみると、しょうがというよりもレモンっぽい柑橘系の香りに感じます♪

乳酸発酵が進んだことで、香りが少し変わったのかしら?色はそれほど変化が無く、極薄い黄色のままで、見た感じは2週間前に仕込んだ時と同じような状態です。

水分が付いていない清潔なスプーンですくって、実食してみましょう。



「自家製すりおろししょうが」を冷や奴に乗せて食べてみると、おろしたてのしょうがのようにピリッとした辛味が広がります。動画では、発酵が進むとしょうがの辛味がマイルドになると紹介されていましたが、2週間後だとフレッシュな辛味を感じます♪

開封した時はレモンっぽい香りを感じましたが、食べてみるとしょうがの香りが鼻を抜けます。

ハンディーブレンダーで攪拌した時に、市販のすりおろししょうがのように完全になめらかにはならなかったのですが、粗みじん切りのような角切りが少し混じることで、噛むとフレッシュな風味を感じられます。



紅茶に少量の「自家製すりおろししょうが」と蜂蜜を加えて、ジンジャーホットティーにしてみると、温かい紅茶の湯気と一緒にしょうがの良い香りがふわっと広がります。

ひと口飲むと、しょうがの爽やかな味わいと蜂蜜のまろやかな味わいが合わさり、体も気持ちもほっとしますよ♪「自家製すりおろししょうが」をストックしておけば、寒い時期は温かいドリンクに少量加えて体にやさしいホットドリンクを作れるので便利ですね。

「自家製おろししょうが」は冷蔵庫で半年ほど保存出来るとのことですが、今回作った量だと1か月くらいで使い切りそうです。

しょうがをすりおろして冷蔵庫に2週間寝かせるだけ♪手作りすれば無添加で安心



YouTube『シクロエの家』で見つけた「自家製すりおろししょうが」は、何も加えずにしょうがだけで作れる自家製の調味料でした。

チューブ入りの市販品は便利ですが、長期保存が効くように添加物が加えられています。自分で作ればしょうが100%で作れるので、素材本来の栄養や風味を楽しむことが出来ますよ。

添加物を加えないので、清潔なビンや調理器具を準備し、しょうがもきれいに洗って使う点に気を付ける必要がありますが、しょうがをすりおろすだけなので簡単に作れますよ。

「自家製すりおろししょうが」が赤みがかったり、茶色くなるのは、しょうがに含まれるポリフェノールが変色するので品質には問題が無いそうです。また、ビンの下に白っぽいものが出ることもあるそうですが、乳酸発酵によるものなのでこちらも問題は無いとのこと。

ただし、表面に白くてふわふわしたものや黒い点々が出たり、異臭がしたら腐敗しているとのこと。水分が付いたスプーンで取り出すと腐敗しやすくなるので、完成後も保存にはお気を付けくださいね。

しょうがを使う料理は多いので、作り置きしておくと重宝すると思います。ぜひ作り置きしてみてくださいね。

※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。

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