加藤史帆「本当に夢が叶いました」 妄想告白シチュエーション企画、クセつよ過ぎる彼氏役で1組だけ別世界へ

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テレ東の人気番組「日向坂で会いましょう」(毎週日曜深夜1:05、Leminoにて配信中)。12月8日の放送では、「ちょっと早めのクリスマス！妄想キュンキュン告白シチュエーション2024」後半戦が放送された。クセつよ彼氏役が猛威を振るうなか、次元の違う彼氏役がスタジオを大いに荒らす。

早めのクリスマス企画はさらにつづく

今回おこなわれた企画は前回に続いて「ちょっと早めのクリスマス！妄想キュンキュン告白シチュエーション2024」。クリスマス妄想告白シチュエーションに4期生が演技に挑戦していく。

男性役は全メンバーの中で人気の高かった7名が登場。学生グループと社会人グループに分かれ、似顔絵のお面を付け、音声まで変えて“誰なのか”はドラマに登場するまでわからない。男性役は偽名を使ったキャラ設定がされており、いずれもクセ強キャラになっている。

後半戦1発目、番組MC、オードリー・春日俊彰が指名したテーマは「素直な気持ち」。藤嶌果歩が考えたお題で、テニス部に所属している高校2年生である藤嶌が、同じ部活の1つ上の先輩と帰り道で…というシチュエーションだ。男性役はまだ決まっていないということだったので、控え室にいる男性役から「年下の女性を落とす決めゼリフ」を語ってもらうオーディション形式に。結果として、「果歩以外、女絡みいらん！」でキメた星屑キラリが男役に採用された。

「星屑キラリ」の正体は小西夏菜実で、ドラマ中でも“理想の先輩男子”を完璧に演じる。しかし盛り上がる最終盤、「好きだからだよ！藤嶌のことが…」というキメのせりふを「好きだかだ…」と盛大に噛んでしまう。だがそれでも、総合点では120点。藤嶌からも「カッコ良かったです！ときめきました！」と絶賛を集め、宮地すみれも小西の演技に惚れこんで告白する謎の事態に。

最後に公開されたシチュエーションでは驚愕の設定が

企画最後のシチュエーションは「ラブサンダー」。加藤史帆の作品で、26歳の会社員を務める加藤と30歳の彼氏役が登場する。しかし彼氏役には「悪の組織と戦う妄想をしているような人」という特殊な設定が…。

彼氏役を問われた加藤が指名したのは、MCのオードリー・若林正恭。指名と同時に急にクールな表情に変わった若林へ、「“なんで自分なんだよ”じゃなくてアピールなんだ…」と春日も驚いていた。

クリスマスの日、加藤と若林は仕事後にイルミネーションが綺麗な公園に来ていた…というシチュエーションで演技が始まる。「ちょっと待ってくれぃ！」謎のポーズを取りながら登場した若林は、加藤が「きれいだよイルミネーション」などと話しかけているのも聞かずに「この右腕さえ使えればぁ！」などと独りだけ違う世界観を展開。するとそこに、友情出演の春日がいかにも悪い男というナリで登場して加藤に迫る。

連れて行こうとする春日を前に、「そこまでだ!!この大バカ変態野郎!!」と若林も参戦。「俺の女に手ェ出しやがって…」と言いながら右手に巻かれた包帯をほどくと、その下に書かれていた謎のマークを見せながら立ち向かう。しかし勢いとは裏腹に、飛び出したのはとんでもなく遅いクネクネパンチ。

しかも攻撃が終わると、なぜか攻撃した側である若林が倒れ込んでしまう。何のダメージもない春日が困惑していると、実は加藤の左手にも同じマークが刻まれていることが判明。「これ以上やるなら、この私の左手が許さない」謎の中二病パワーを発揮した2人へ、常識的に驚いた春日は退散するのだった。

大団円を迎えると、加藤は「本当に夢が叶いましたし、アイドルになってよかったなって思いました」とやり切った気持ちを口にする。なお春日が選んだ最優秀作品は「ラブサンダー」。本気の演技と熱量が認められた形だ。

妄想が過ぎるシチュエーションは粒ぞろい

さまざまな告白シチュエーションが飛び出した妄想告白シチュエーション企画。最優秀に輝いた「ラブサンダー」はいろいろな意味でほかとは別軸だったが、いずれもメンバーらしい個性的なシチュエーションが見ものだった。

だが同企画を支えたのは、間違いなく男役のメンバーたち。ストレートにキュンとさせてくる演技派もいれば、なかにはせりふや世界観を飛ばしてしまうお茶目な男役も。個性VS個性の熱量が、数々の名作ドラマを生んでくれたようだ。

次回の放送では「所沢フレンドリーパーク3開催!!」「若林vs松田の論争に終止符!?」というテロップが見られ、大人気企画がふたたびおこなわれることが明らかに。次回の「ひなあい」からも目が離せない。