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<若草物語 最終回>堀田真由“涼”が一ノ瀬颯“律”のプロポーズを断り、幸せの定義について悩む

  • 2024.12.15
12月15日に「若草物語」最終回の放送がスタート (C)日テレ
12月15日に「若草物語」最終回の放送がスタート (C)日テレ

【写真】仁村紗和“恵”が結婚し、姉妹が祝福する

堀田真由が主演を務める「若草物語ー恋する姉妹と恋せぬ私ー」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ※Hulu、TVerでも配信)の最終回が12月15日(日)に放送される。

世界中で愛される四姉妹が令和ニッポンを舞台に蘇る

本作はアメリカの作家、ルイザ・メイ・オルコットが手がけた「若草物語」が原案。「もしあの四姉妹が令和ニッポンに生きていたら...」という着想から、舞台を大胆に現代に置き換えて描かれる、社会派シスターフッドコメディー。

堀田は、勝気で口が達者な町田家の次女・町田涼を演じる。「恋も結婚もしない!一生姉妹で暮らしたい!」と願う涼は、脚本家を目指してテレビドラマの世界に飛び込むも、“ある理由”から筆を折り、現在はドラマ制作会社の助監督として慌ただしい日々を送っている役どころ。

さらに、しっかり者の長女・町田恵を演じるのは、仁村紗和。結婚願望強めの恵は、ハローワークの非正規職員として肩身の狭い思いをして働きながら、ひそかに職場恋愛中。しかし恋人からは結婚をはぐらかされ、モヤモヤを募らせる日々。仁村は、日テレ系ドラマにレギュラー出演するのは今作が初となる。

明るく甘え上手な末っ子・町田芽を演じるのは、畑芽育。ファッションデザイナーを夢見て服飾専門学校で腕を磨く芽は、恋愛面ではしたたか。エリート大学生と順調に交際を続けるも、ある一人の“ワケあり沼オトコ”との急接近を機に、恋と夢のはざまで大きく揺れ動く。

おっとりとした心優しい三女・町田衿を演じるのは、長濱ねる。役者志望の衿は、脚本家を目指す涼にとっての一番の理解者でもあり、特別な絆で結ばれたソウルメイト。しかしそんな衿には、姉妹たちに言えない“ある秘密”があった。

涼にとりまくキャラクターたち

次女・町田涼(堀田)の20年来の幼なじみは、一ノ瀬颯が演じる行城律。早くに両親を亡くし、ホテル経営者である祖父のもとで育った律は、新聞社の文化部で記者として働いているという役どころ。涼にとって律は、性別の垣根を越えた“唯一無二の親友”。一方、律にとって涼は、幼い頃からひそかに想いを寄せる“好きな人”。高校時代の“ある出来事”をきっかけに、一度は彼女への想いを断ち切ろうとした律だったが、ひょんなことから運命的な再会を果たす。

また、渡辺大知が演じる小川大河は、ハローワークで働く正規職員。四姉妹の長女・恵(仁村)とは周囲に内緒で職場恋愛を続けている。名門私立大学出身で、人懐っこく愛嬌もあるが、実はプライドが高く、ややモラハラ気質な面がある役どころ。恵が結婚したがっていることに薄々気が付いてはいるが、気楽な独身生活を好んでいるがゆえに、「自分にはまだ早い」と考えており、結婚の話をうやむやにしている。

さらに、深田竜生が演じる沼田灯司は、ファッションデザイナー志望の服飾学生で、四姉妹の四女・芽(畑)のクラスメイト。常日頃から高価なファッションアイテムで身を固め、いかにもお金持ちそうに見えるが、周囲とは一線を引いており、その私生活は謎に包まれている。ミステリアスな色気をまといつつ、どこかつかみどころのない沼田は、「好きになったら危険」とわかっていてもうっかり心奪われてしまう、魔性の“沼オトコ”。そんな沼田とひょんなことから急接近する芽だったが、実は沼田は“ある事情”を抱えている。

これまでの放送では――

涼(堀田真由)が初めてプロットライターを務めたドラマ「恋愛遊覧船」が無事にクランクアップを迎え、役者とスタッフを集めた打ち上げが盛大に開かれる。充実感でいっぱいの涼は、これからもかなえ(筒井真理子)の下で頑張っていこうと決めた…つもりが、かなえから「次の作品はプロットライターがもう決まってるの。あなたも、自分の仕事は自分で見つけないと」といきなりクビを宣告され、翌日から無職になってしまう。

一方、恵(仁村紗和)も勤めていたハローワークを退職。自分と同じように職場でのハラスメントに悩む非正規公務員が安心して働ける世の中になるよう、佐倉(酒井若菜)と共に非正規公務員の待遇改善を求める署名活動を始める。毎日忙しく動き回る恵は、涼に相談したいことがあるのに、なかなか言い出せずにいた。

就活時期を迎えた芽(畑芽育)は、ファッションコンクールの優勝賞金を元手に沼田(深田竜生)と2人でブランドを立ち上げるつもりが、沼田から「俺はそんな賭けみたいなことできない」と断られてしまう。それでも沼田のそばにいたくて、真琴(永瀬矢紘)の面倒を見ようとする芽に、思いがけない災難が降りかかる。

そんな恵と芽の悩みを知る由もない涼は、毎日暇を持て余し、誰かと話がしたくてウズウズ。とりとめのない話を聞いてほしくて頭に思い浮かべる相手は、やっぱり律(一ノ瀬颯)しかいなくて…。

最終回では――

「お願い、友達でいて」。恋愛も結婚もしない人生を望む涼(堀田真由)は、律(一ノ瀬颯)の気持ちを受け止めることができず、プロポーズを断ってしまう。

それ以来、関係が気まずくなってしまった涼と律は、恵(仁村紗和)と恩田(前原滉)のウエディングパーティーで久しぶりに顔を合わせる。勇気を出して声をかけようとする涼に、「2人で会ったり、話したりするの、これで最後にして」と冷たく言い放つ律。涼は一番大切な友達を失ってしまう。

結婚した恵に続いて、芽(畑芽育)も留学先のフランスに出発。あんなに賑やかだった町田家にぽつんと取り残され、涼はとうとう独りぼっちに。仕事もないし、家族もいない。家でぼんやりテレビを見るだけの毎日。

本当にこれでよかったの? 律のプロポーズを受けるべきだったんじゃないの…? 自分にとって大切なものは何なのか、悩み始めた涼のもとに、ドラマプロデューサーの柿谷(臼田あさ美)から久しぶりに電話がかかってくる。

それは、急遽降板した脚本家の代わりに、スペシャルドラマの脚本を書いてもらえないかという相談だった。本来なら諸手を挙げて喜ぶべき大チャンス。だけど…あろうことかドラマのテーマは「男女の友情と恋愛」。自分の価値観に自信が持てなくなってしまった涼は、ありきたりなストーリーしか書けなくて、プロデューサー陣をがっかりさせてしまう。

親友を失い、大好きな姉妹たちとも離れ離れになり、やることなすことうまくいかない…どん底に落ちた涼のもとに、衿(長濱ねる)が、“ある約束”を果たしにやって来る。

それぞれが新しい道を歩み始めた姉妹たち。しかし、涼だけが前に進めないまま…。幸せって何? 自分らしい生き方って何…? 人生の選択に思い悩み、必死にもがき生きる涼が辿り着く、“自分だけのハッピーエンド”とは。

――という物語が描かれる。

「若草物語」最終回 (C)日テレ
「若草物語」最終回 (C)日テレ
「若草物語」最終回 (C)日テレ
「若草物語」最終回 (C)日テレ
「若草物語」最終回 (C)日テレ
「若草物語」最終回 (C)日テレ

四姉妹それぞれのハッピーエンド予告動画に反響

公式HPなどで公開されている予告動画では、「僕と結婚してほしい」と思いを伝えた律に対し、「お願い、友達でいて…」と涙を浮かべながら断る涼の姿からスタート。そんな涼の態度に心が折れた律は「もう無理だよ…」とその場を去り、冷たく接する。

さらに、芽はパリへの留学を決意。「ここから一人で行きたいの」「沼田には負けられないし」と、沼田と空港で別れ、最後は笑顔でハイタッチする姿も。

また、恵は大河と別れた後、律の先輩・恩田と結婚に至る。スピーチでは涼に向かって「涼のまっすぐな言葉に救われました」と手紙につづり、姉妹は祝福モードに包まれる。

ラストには衿が涼の前に現れ「これからも面白い作品をいっぱい作ってね」と告げる場面も。

最終回放送を前に「自分の価値観を変えるのはなかなか難しい」「涼が最終回でどんな決断をするのか楽しみ」「律と離れ離れにならないで…」「意外と原作に忠実」「姉妹それぞれ生き方で幸せになってくれたら嬉しいな」「毎週楽しみにしてたのに…悲しい…」といった声など、オンエア前からSNS上などで話題となっている。

「若草物語」最終回は、12月15日(日)夜10:30より日本テレビにて放送。

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