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「彼女って…私じゃないの?」彼を追いかけてアメリカへ。クリスマスイブに衝撃の事実を知って

  • 2024.12.16

大学のサークルの先輩と付き合っていた私。彼が大学を卒業すると、私たちは遠距離恋愛になってしまいました。その後、久しぶりに会えたと思うと、彼の様子にどこか違和感を覚えて……。

大学のサークルで出会った先輩

大学時代に付き合っていた彼は、同じサークルの先輩でした。共通の趣味があった私たちは、出会ってすぐに意気投合。私は、とてもやさしく何かと気づかってくれる彼に惹かれ、その後お付き合いをすることになりました。

しかし、彼は大学卒業後アメリカに留学することになり、私たちは遠距離に。彼と遠く離れているのは寂しかったですが、電話やメールで会えない間もたくさん話をしていました。そのころの私は、留学に興味があったので、その相談にも乗ってもらっていたのです。

そして翌年、私は交換留学をすることに。留学先はなんと、偶然彼と同じ都市! 私はとてもうれしく、彼との1年ぶりの再会を楽しみに現地へ向かいました。しかし、久しぶりに会った彼の態度にはどこか違和感が……。私は、会話中の彼の反応を見て、私への興味が薄れたのではないかと感じたのでした。

クリスマスイブに判明した事実

それからというもの、彼の態度は明らかにおかしくなりました。彼をイベントに誘っても、「もう自分のチケットは取ったから」「席は別々でいいよ」などと言われてしまい、大学時代のように私を気づかってくれる様子はどこにもありません。彼が別人のように変わってしまい、私はとても寂しくなりました。

その年のクリスマスイブの日、私は彼と一緒に初対面の方を含む何人かの彼の友人と食事をすることに。食事中、1人の友人が「彼女はいるの?」と彼に質問をしました。私とのことを友人に話していないのかな、と不思議に思い会話を聞いていると、彼は「いるよ。もともと幼なじみだった子なんだ」と答えたのです!

私と彼はもちろんですが幼なじみではありません。なんと、彼が答えた相手は私ではなく、別の女性だったのです。彼に幼なじみがいることは知っていましたが、まさか彼女だったとは知りませんでした。しかも、私と知り合う前から付き合っていたそうで……まさかの私が浮気相手だったのです。

私はショックで何も言えず、家に帰ってからひとりで大泣きし、とても悲しいクリスマスイブを過ごしました。

最近の彼は…

あの日から私は、彼とまったく連絡を取らないようにしました。私の勉強が忙しくなったこともあって、彼を含めた友人たちとの交流もなくなり、彼とは疎遠に。

しばらく経ったころ、仲の良い友人から彼のことを聞く機会がありました。どうやら最近の彼はというと、みんなで食事に行くとき強引に後輩におごらせたり、自分が気に入らない人の悪いうわさを流して蹴落とそうとしたりするなど、何かと自己中な振る舞いをしているのだそうです。

あまりの彼の変わりように、私は驚きを隠せませんでした。彼に彼女がいたときはショックでつらかったですが、あのとき彼と別れる決断をしてよかったなと思います。

知らないうちに好きな人の浮気相手になっていた、というショックな形で失恋を迎えた私。けれど、今は心から私のことを想ってくれる彼氏と出会えて、とても幸せです。人の本性を見抜くのはとても難しいですが、たくさん会話を重ねて相手のことを深く知り、信頼関係を築き上げることが大切だなと思いました。

著者:黒梅香/女性・主婦
イラスト:すうみ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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