1. トップ
  2. 恋愛
  3. 女優イム・ジヨン、視聴者を『オク氏夫人伝』に夢中にさせる秘訣「“不安”を念頭に置いて演技した」

女優イム・ジヨン、視聴者を『オク氏夫人伝』に夢中にさせる秘訣「“不安”を念頭に置いて演技した」

  • 2024.12.14

女優イム・ジヨンの熱演が時代劇『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』をより一層輝かせている。

最近、視聴率から話題性までを総なめしている『オク氏夫人伝』で、偽りの人生を通じて本当の自分の人生を開拓している“偽”オク・テヨンを繊細ながらも強烈に表現しているイム・ジヨンの活躍が視聴者を魅了している。

特に、凄絶な人生を生きる奴婢と優雅なお嬢様としてのビジュアルを自由自在に表現しており、製作発表会でも「後悔しないように見せたかった」と覚悟を語っていただけに、キャラクターへの格別な情熱と愛情が作品にそのまま込められた。

イム・ジヨンは、主人の家で苛酷な逼迫と卑しい扱いを受けながらも、歯向かうことも声を上げることさえできない奴婢クドクとして登場し、インパクトを与えた。

イム・ジヨン
(写真提供=OSEN)

むしろで巻かれたまま血まみれになるまで殴られ、主人のナクス(演者イ・ソファン)に鎌を振り回し、主人の娘キム・ソヘ(演者ハ・ユリ)に抵抗するなど、感情の振幅を爆発させ、吸引力あふれる演技を見せてくれた。

このような事件を乗り越え、新しい人生を生きることになったクドクの混乱した心情は、視聴者をさらにのめりこませた。襲撃を受けて一人で生き残り、オク・テヨンとして生きることになった目つきは、人間らしい人生に向けた渇望と良心の呵責が入り混じった微妙さを伝え、ディテールな部分まで逃さないイム・ジヨンの内攻を垣間見ることができた。

そして、真のお嬢様として生きていくことを決心した場面は、カタルシスを呼び起こした。

イム・ジヨンは、オク氏家の安穏な塀の中で隠れて暮らしていたが、周りの権勢に対抗して自分の周りの人々を守ろうと外地部まで自任したオク・テヨンの決心と勇気を孤高に解きほぐした。

そうかと思えば、堂々とした偽オク・テヨンの姿の裏に隠された柔弱で不安な姿もやはり、イム・ジヨンのまた別の顔を通じて描かれている。

状況と境遇が違い、押し殺さなければならなかったチョン・スンフィ(演者チュ・ヨンウ)への切なさ、依然として自分を探し回るソヘと再会した衝撃まで、多彩な感情変化でキャラクターの魅力をさらに倍増させたのだ。

このように、吹き荒れるストーリーを力強く引っ張っていくイム・ジヨンの表現力に力づけられ『オク氏夫人伝』は多くの愛を受けている。

イム・ジヨン
(画像=JTBC)

「オク・テヨンとして生きていくクドクの人生は常に不安が心の中にある。そのため、すべての感情と場面で“不安”を念頭に置いて演技した。そのような複雑多端な感情が視聴者の方々にそのまま伝えられ、オク・テヨンの変化する感情がうまく説得されることを願う」というイム・ジヨンの言葉のように立体的なキャラクターの解釈を通じてより一層深く感じられる熱演が待ち遠しい。

なお『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』は、U-NEXTにて配信中。

元記事で読む
の記事をもっとみる