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韓ドラのプロたちが選定「2024年下半期の名作ベスト5」作家編

  • 2024.12.14

2024年も数多くの韓国ドラマが公開になった。

近年はNetflix(ネットフリックス)やDisney+(ディズニープラス)、U-NEXT(ユーネクスト)にamazon prime(アマゾン・プライム)といった動画配信サービスの普及もあって、韓国でテレビ放送されている作品をリアルタイムで楽しるだけではなく、各動画配信サービスのオリジナル作品も充実。ジャンルとしてもメロドラマからラブコメ、サスペンスにスリラーなど、さまざまだった。

そんな充実ラインナップの中でも韓ドラのプロたちを唸らせた作品は何か。今年夏に実施した“韓ドラのプロが選ぶ名作ベスト5”企画の下半期版をお届けしよう。

第一回目はシリーズ累計100万部を突破した『知れば知るほど面白い朝鮮王朝の歴史と人物』(実業之日本)のベストセラー作家であり、『韓国ドラマ! 推しが見つかる究極100本 (星海社)の著者でもある康熙奉氏が選んだ10作品。“韓ドラのプロ”が選んだ2024年下半期ベスト5“を紹介しよう。

5位『となりのMr.パーフェクト』

(写真=Netflixシリーズ『となりのMr.パーフェクト』独占配信中)

『愛の不時着』のスタジオドラゴンが制作を手掛け、『海街チャチャチャ』の監督と脚本家が再びタッグを組んだロマンチック・コメディ。

主演は『D.P.-脱走兵追跡官-』のチョン・ヘインと『還魂』のチョン・ソミン。黒歴史を知る幼馴染と数年ぶりに偶然再会したことで嵐のように巻き起こる恋模様が描かれていく。初のラブコメ挑戦となったチョン・ヘインがロコ(ロマンチック・コメディの略)も似合うことがよくわかる。

4位『愛のあとにくるもの』

Prime Videoにて見放題独占配信中 2024 Coupang Play All Rights Reserved

韓国ではクーパンプレイ、日本ではPrime Videoでは独占配信されている。
辻仁成とコン・ジヨンによる小説を原作に、韓国でも絶大な人気を誇る坂口健太郎と韓国ドラマ『赤い袖先』の女優イ・セヨンをダブル主演に迎えて描いた純愛ラブストーリー。

日本留学中に運命だと信じていた初恋を心に閉じ込め、韓国で新しい人生を歩んでいたチェ・ホン(イ・セヨン)は、この 5 年間忘れることなく後悔を積み重ねてきた潤吾(坂口健太郎)と偶然の再会を果たすが……。

現在の冬の韓国と 5 年前の春の日本を舞台に、美しくも切ない、それぞれが抱えた愛の“跡あと”が重なり合っていく。


3位『家いっぱいの愛』

(画像=JTBC)

元プロ野球選手のピョン・ムジン(チ・ジンヒ)、ムジンの元妻で「Jプラス」というスーパーの試食販売員をしているクム・エヨン(キム・ジス)、ふたりの間に生まれた娘で「Jプラス」のプライベートブランド食品チームで働くピョン・ミレ(ソン・ナウン)、長男ヒョンジェ(ユンサナ/ASTRO)などを通じて、家族の絆と愛情を描くファミリーロマンス。

ダメな父親でそのせいで家族に見捨てられたムジンが、エヨンたちが暮らすマンションの新しいオーナーとなって帰ってくる。典型的なダメ男だったムジンが、家族と一緒に暮らすためにどんな努力をしてきたのか。それがドラマの終盤になって徐々にわかってくる。

人生はやり直せる。それを改めて実感させてくれるハートフルな作品だ。

2位『熱血司祭2』

(写真提供=OSEN)

血の気が多く正義感に溢れる熱血司祭キム・ヘイルが、難事件を解決していくノンストップコミカル捜査劇。2019年に放映されてヒットを記録し、今年5年ぶりにシーズン2として続編が公開に。

主演のキム・ナムギル(キム・ヘイル役)、イ・ハニ(パク・ギョンソン役)、キム・ソンギュン(ク・デヨン役)など、今や単独主演級クラスらになった主要キャストがそのまま再登板するなど、公開前から期待値・話題性ともにバツグンだった。韓国をはじめ日本、香港、シンガポール、台湾の5カ国で1位を独占し、アジアで爆発的な人気を見せた。

その人気の中心には、“熱血司祭”キム・ヘイルを演じるキム・ナムギルの存在がある。コミカル、アクション、ヒューマニズムを自在に操る彼の演技は、国境を越えた笑いと興奮、感動を届けた。アクションシーンはゾクゾクするほどに痛快だ。しかも、カメラアングルが非常に凝っており、迫力がある映像を堪能できる。

1位『ジョンニョン:スター誕生』

ディズニープラス スターにて独占配信開始 ⓒ 2024 STUDIO DRAGON CORPORATION & CJ ENM Co., Ltd.

1950年代を舞台に、少女ジョンニョンがその天性の美声と表現力を武器にスターダムを駆け上がる感動のサクセスストーリー。

原作は人気ウェブトゥーン。それを『愛の不時着』『涙の女王』『私の夫と結婚して』などで知られるスタジオドラゴンがドラマ化し、主人公ジョンヨンを実力派女優キム・テリが演じた。

彼女は作品ごとに新しい境地を開拓する女優だが、『ジョンニョン:スター誕生』でも演技者としての持ち味を存分に発揮している。

構成=韓ドラ時代劇.com編集部

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