「シングルだから大変で、、、」を口癖に、周りにすがってきたシンママ → 隠された秘密が！

シングルマザーで小さな子どもを育てていると聞くと、できることがあれば協力したい！ と思うことがあります。筆者の友人も、あるシングルマザーを気にかけ関わっていたそうなのですが、彼女の素性を知りびっくりしたそうです。一体なにがあったのでしょうか？

新しくできたママ友

一人娘が小学校へ入学して間もなくPTAの役員決めがあり、くじ引きの結果、私は学級委員になりました。各クラス2名ずつ選出され、もう一人は初対面のAさんというママさんでした。Aさんとはすぐに意気投合し、連絡先を交換。お互い初めての小学校ということで、情報共有ができる相手ができてよかったと喜び合い、すぐに仲良くなりました。

シングルのママ友を全力応援！

しばらくして、Aさんは自分がシングルマザーであることや、生活が大変なことを話してくれました。とにかく働かなくてはいけない、娘にも私の娘と同じスイミングスクールに通わせてあげたいけど、送り迎えをする時間がない、できたらでいいから習い事の送り迎えに同乗させてくれないかな？ と言われたので、ついでだからいいよと承諾しました。
これを皮切りに、お出かけに一緒に連れて行ってほしいなどとお願いされることが増えましたが、できることはやってあげたいと思い協力していました。

ママ友の素性を知り仰天

しばらくして、私も午前中だけパートに出るようになりました。そこで偶然、以前からAさんを知っているという人とつながったのですが、Aさんの話を聞いて驚きました。なんと、Aさんは形だけのシングルマザーで、節税や手当をもらうために表面上の離婚をしているのだと言うのです。これまでも私のように協力してくれる人を見つけてはすがり、いいように利用されてきた人を見たことがあるから気を付けてねと言われ、背筋がぞっとしました。

それを聞いてからは、自分の身を削って協力していたのが馬鹿らしくなり、ほどよいお付き合いに切り替えました。

【体験者：30代・女性パート、回答時期：2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Kato Rira
シナリオライターとして活躍するも、出産と育児を機に、フリーライターに転身。バリキャリから、家庭と仕事の両立への転換を経験し、その思いをコラムに執筆。現在はママ、PTA、職場と家庭のバランスなどを主なテーマにコラムを執筆中。