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リュウジ『具材に塩を振りかけながら食べてみて』 食材の味がダイレクトに伝わる「無水小松鍋」の衝撃!

  • 2024.12.18

管理栄養士のともゆみです。すっかり冷え込みが厳しくなって、鍋がおいしい季節になりましたね。これから旬を迎える小松菜を使ってバズレシピでおなじみのリュウジさんが無水鍋を作っているのをYouTubeで見つけました。水を入れずに鍋って作れるの?と思いますよね。焦げ付いたりしないのでしょうか。さっそく試してみましょう!

YouTube『料理研究家リュウジのバズレシピ』は、チャンネル登録者数506万人の大人気チャンネルです。凝った料理ではなく、日々の生活に密着した作りやすくて簡単でおいしい料理をたくさん紹介してくれています。

小松菜の嫌いなリュウジさんが、この小松菜ならおいしいと豪語する無水鍋を今日は作ってみたいと思います。

「無水小松鍋」を作ってみた!

【材料】(1~2人分)
にんにく…2かけ
ゴマ油…大さじ3
小松菜…270~300g
豚バラ薄切り肉…200g
酒…大さじ6
白だし…大さじ1と1/2
青ねぎ…適量
白いりゴマ…適量

お好みで
塩、ポン酢じょうゆ…適量

【作り方】
1. にんにくを粗みじん切りに、小松菜は3~4cm幅に切ります。

2. 土鍋に小松菜の芯から入れ、葉も入れます。5cm幅に切った豚肉をばらして敷き詰めます。

3. フライパンににんにく、ゴマ油を入れ、初めは中火でシュワシュワしてきたら弱火にして柴犬色(きつね色ですかね)になるまで炒めます。

4. 23を回しかけ、酒、白だしを入れ、フタをして弱火で20分加熱します。

5. 小口切りにした青ねぎを散らし、指の平でひねりながら白ゴマを入れて出来上がりです。

ダイレクトに感じる食材の味

食べるときは塩を振りかけながら食べるのがおすすめだそうですが、ポン酢じょうゆなどでもおいしく食べられます。

まずは塩を振りかけて食べてみます。おーおいしい!小松菜の苦味と豚肉の旨味、甘味、にんにくのガツンとした刺激など食材も持つ味そのものがダイレクトに感じられます。それぞれの持つおいしさがひとつにまとまっていていい味を出しています。ポン酢じょうゆも付けて食べてみました。小松菜の苦味が和らぎ豚肉の甘味が増しますね。ポン酢の酸味でさっぱりと食べられてこちらもおいしいです。水を入れなくても小松菜の水分でちゃんと煮ることができました。もちろん普通の鍋より水分がずっと少ないですが、スープに食材の味が溶けだして濃厚な旨味を感じます。

小松菜は栄養価が高い緑黄色野菜

小松菜はβ‐カロテン、ビタミンCに加え、ミネラルも豊富に含まれている栄養価の高い緑黄色野菜です。特にカルシウムを豊富に含み、鉄も多く含まれています。β‐カロテンは体内でビタミンAに変わり、主に目や皮膚、粘膜全般の機能を健やかに保つほか、免疫力の低下から体を守ってくれます。カルシウムや鉄は血液や骨の形成に欠かせない栄養素で、貧血や骨粗しょう症予防に役立ちます。

無水でも鍋って作れるんですね。今回はスープにあまり味を付けずに、食べるときに塩をかけましたが、最初からスープにしっかりと味を付けてもおいしそうだなと思いました。リュウジさん曰く、残ったスープにうどんや中華麺を入れて食べるのもおすすめだそうです。たくさん入れた小松菜のかさが減って、小松菜をいっぱい食べられたので、少しは野菜不足が解消できたように思います。この鍋は簡単に作れるし、お財布にもやさしいです。よかったら作ってみてくださいね。

参考文献:
春夏秋冬おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典 監修 吉田企世子 エクスナレッジ

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