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「生理きた?」「まだこないの?」何度も聞かれて…母がやたらと心配していた理由とは?

  • 2024.12.15

これは、私が社会人2年目のころのエピソードです。当時、私は独身で、現在の夫と交際中。そんな中、生理が遅れたことから……。

生理がきていないことに気付いた母

当時、私は実家で父と母と3人暮らし。日用品の買い出しは母に任せていました。また、わが家では生理が始まったらリビングにある共有のカレンダーに「★マーク」を書くようにしていました。

ある日、母から「最近、生理用品が減ってないようだけど……。今月の生理はきた?」とカレンダーを見ながら言われた私。たしかにこの月、私はまだ生理がきておらず……。ですが、まだ予定日から1週間ほど遅れている程度で私の中ではよくあることだったので、あまり気にしていませんでした。

妊娠を疑われて

私は「今までも生理が遅れたことはあるし、気にしていなかった。もう少ししたら始まるんじゃない?」と母に言いました。しかし、「もしかして妊娠したんじゃない? 病気の可能性もあるし、病院に行ったら?」と心配する母。

彼とはちゃんと避妊をしていたので、妊娠の可能性は低いと思いました。ただ、避妊をしていても100%妊娠しないわけではないことはわかっています。とりあえず「それはないと思うけど……」と母に伝えました。

妊娠検査薬を使用

そこからしばらく、母から「生理はきた?」と何度も聞かれる日々。私が「きてない」と答えると、「大丈夫なの?」と心配そうに言います。

母が私を心配してくれる気持ちはありがたかったです。ただ、何度も「生理きた?」「病院へ行ったら?」と言われることに疲れてしまった私。これ以上、母を心配させないためにも、ひとまず、一度妊娠検査薬を使ってみて、もし可能性があれば病院へ行こうかなと思いました。

妊娠検査薬を使っての結果は陰性。母にそのことを伝えると「ならいいけど……」とそれでも不安なよう。そして検査薬を使用して、1時間も経たないうちに生理がきたので「生理、きたよ」と言うと、母は安心したようでした。

「生理きた?」と毎日何度も言われることが、当時の私にとってはストレスになっていたのも正直なところでした。ただ、結婚を前提に彼と交際していたということ、生理が遅れる原因として病気が隠れている場合もあるので、母が心配になる気持ちは本当にわかりますし、今思えばとてもありがたいことです。

このときの生理不順に関しては、このときのみだったので婦人科にはかかっていないですが、今では生理で不安なことがある場合は、婦人科に行って先生に相談し、早めに解決するようにしています。

※正常の生理周期日数は、25~38日と定義されています。3カ月たっても生理がこない場合は、放置せず婦人科で相談するようにしましょう。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:都 うめこ/30代女性・2017年生まれの男の子、2019年生まれの女の子を育てるママ。転勤族の夫に帯同しながら、ライターとして公園レポートや子育てのエピソードを執筆している。
イラスト:おんたま

監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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