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震え上がるほど冷え切った部屋で過ごす義母「温度計が壊れている」本当に?<頑張り過ぎない介護>

  • 2024.12.14

一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。義母の部屋にはエアコンがありますが、どれだけまる子さんがこっそり設定しても義母は冷房18℃か暖房25℃という極端な温度設定で使ってしまいます。そのため、暑いと言ったり寒いと言ったり、温度調整がうまくいきません。しかし、その温度設定はどうしても譲れないこだわりのようなので、まる子さんも半ば諦めているのですが、義母にはまだ困ったこだわりが……。それは、心臓がドカドカするときに湿布を貼るというもの。医師から効果がないと言われても聞く耳をもたず、あちこちに湿布を貼りまくる様子を見て、まる子さんは心配になってしまいます。

鼻をかんだときに使ったティッシュを、ギュッと丸めてポケットに入れる癖がある義母。数が多いとポケットの膨らみで気づけますが、気づかないまま洗濯をしてしまったときは、大惨事になってしまいます……。ティッシュだけではなく、ホッカイロや吸水パッドが紛れていることもあるので、洗濯前のチェックは必須です。とはいえ、どれだけ注意していても気づかず洗濯してしまうこともあり、まる子さんは名もなき家事ストレスに悩まされるのでした。

扉の向こうは極寒の地……

ある朝、義母の部屋に近づくと、扉の下から冷気が出ているのに気づきました。

案の定、部屋に入るとそこは極寒の地……。

震え上がる私とは対照的に、義母は寒さを感じていないようで「寒い?」なんて聞いてきます。

義母いわく、暑くて寝られなかったから冷房を26℃にしたとのこと。

でも、室温は22℃……。

朝食を下げるときも、掃除機をかけたときも、義母の部屋は相変わらず極寒です。

一体エアコンは何度に設定されているのかと思って確認すると、表示は28℃になっています。

でも、室温は23℃。体感的にも、この部屋は23℃のような……?

すると、今度は温度計が壊れていると言いだした義母。

私は「もしかして……?」と思い、リモコンの使い方を義母に確認しました。

義母は、風は出ているから、エアコンは壊れていないと言って譲りません。

なんかもう、これ以上話をしても通じなさそうな雰囲気……。

とりあえず、正しいリモコンの使い方についてもう一度説明します。

……全然聞いてくれていない!

こういうときは、退散するのが一番です……。

ある朝、義母の部屋に近づくと、扉の隙間から冷気が出ていることに気づきました。嫌な予感がしつつ扉を開けると……そこはまさに極寒の地。温度計では22℃となっていて、私が過ごす28℃のリビングとは大違い。しかし義母は、寒さに震える私を見ながら「寒い?」と何食わぬ顔をしています。

その後、朝食を下げに行ったときも、掃除機をかけに行ったときも、まだ義母の部屋は寒いまま。一体エアコンを何度に設定しているのかと思って確認したところ、28℃。設定温度は上げているようです。でも、部屋に置いている温度計は23℃となっていて、義母は温度計が壊れていると主張してきます。

もしかして、リモコンが正しく使えていないのかも……? そう思った私は、リモコンはエアコンのほうに向けて使わないと正しく動いてくれないと義母に言いますが、エアコンはずっと動いているから、温度計が壊れていると言って譲りません。もう何を言っても通じそうにないので、とにかくリモコンはエアコンに向けて操作するように念押しして、温度設定を28℃にして退散。義母の部屋が適温になりますように……。

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部屋に近づくだけで漏れ出す冷気に気づくとなると、かなり寒いと思います。でも、体感温度は本当に人それぞれなので、どこが快適なラインなのかは他人が決めきれないのも難しいところですね。寒い部屋で過ごすことに体が慣れてしまわないうちに、適正温度で過ごす快適さに気づいてほしいものです……。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!


著者:マンガ家・イラストレーター まる子

ベビーカレンダー/シニアカレンダー編集室

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