植物性チーズの筆頭！豆乳チーズってどんなチーズ？

健康や美容のために、積極的に取り入れたい大豆製品。豆腐の専門家がおいしく楽しく日常に取り入れる“豆”知識を伝授します！

江戸野陽子さん

野菜と豆腐の料理家。日本豆腐マイスター協会認定料理講師。著書「すごい豆腐の最高においしい食べ方」（笠倉出版社）豆腐の魅力を伝えるべく、選び方やおいしいレシピを紹介

豆乳チーズは植物性食品を求めている人はもちろん、低カロリーで低脂肪な食生活を送りたい方におすすめです。

豆乳チーズはその名の通り、豆乳を原材料としているチーズです。各メーカーでは工夫と技術を駆使し、乳製品と遜色ないチーズを作っており、種類はさまざま！味に関しては以下3点をおすすめに挙げておきたいと思います。

・豆乳ならではのあっさりさと、軽い後味があるので飽きない

・チーズならではの発酵臭が少なく、酸味がないのでクセがない

・大豆ならではの穏やかな甘みとコクが味わえる

栄養面では、カルシウムは多くはありませんが、大豆たんぱく質がしっかりと補給でき、コレステロールが低く、大豆イソフラボンが摂取できます。

個人的には酸味が少なくてあっさりしているので飽きないところ、コレステロールが低いので毎日食べても罪悪感なくたくさん食べられるところが気に入っています。

また豆乳チーズにはいくつか種類がありますので、用途に合わせたものを選ぶとよいでしょう。

●スライスチーズ・シュレッドチーズ：パン・グラタン・ピザなどに乗せて。ものによりますが、乳製品チーズと比べると焼いたとき焦げがつきにくく、とろけたところをいただくチーズです。

●クリームチーズ・マスカルポーネチーズ：スイーツ作りに活躍！

●ブロックチーズ：通常のソフトタイプのチーズのようにいただく

スライス・シュレッドチーズは特に使い勝手がよいので食卓で活躍すること間違いなし。各メーカーからいろんなチーズが出ているので、色々と試してみてはいかがでしょうか。

ヘルシーにおいしく、さまざまな料理に活用できそう！ ※写真は江戸野さん提供

植物性チーズの筆頭！ 豆乳チーズってどんなチーズ？