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ピーマン5個!キーマならぬ「ピーマカレー」作ろう♪ルウは使わず豚肉と合わせて…中華のアレっぽい(笑)

  • 2024.12.14

7月29日放送の『あさイチ』のみんな!ゴハンだよのコーナーで、珍しいカレーを紹介していました。それがピーマンをたっぷりと使った「ピーマカレー」。豚ひき肉とみじん切りのピーマンで作るキーマ風のカレーでしたが、玉ねぎやじゃがいも、にんじんはもちろん、カレールウも使わずに作っていました。レシピ考案者の林幸子さんは個性的な創作料理を生み出す料理研究家だそう。興味をそそられる「ピーマカレー」を作ってみます!

「ピーマカレー」考案者は料理研究家の林幸子さん

『あさイチ』の料理コーナーで「ピーマカレー」を作っていたのは、料理研究家の林幸子さん。東京・青山で料理教室「アトリエ・グー」を主宰し、科学的な分析と確かな技術から、個性的な創作料理を考案している方です。

『あさイチ』で作っていたカレーも、一般的なカレーに使うじゃがいも、にんじん、玉ねぎはもちろん、カレールウも使わずに、ピーマンと豚ひき肉をメインに、長芋でとろみを付けて作っていました。

珍しい食材の組み合わせのカレーに驚くとともに、どんなカレーになるのかしらと興味津々!ピーマンをたっぷりと使って作ってみます。

ピーマンを種ごと使うのがポイント!「ピーマカレー」を作ってみた!

レシピではピーマン4~5個で200gと書かれていましたが、今回は小ぶりなピーマンだったため7個200gで作ってみます。



【材料】(2人分)
ピーマン…200g
塩…小さじ1/2 ※ピーマン用
長芋…100g
にんにく…1かけ
しょうが…10g
豚ひき肉…150g
カレー粉…大さじ1と1/2
粉山椒…小さじ1/4
水…100ml
プレーンヨーグルト(無糖)…100ml
ナンプラー…小さじ1
サラダ油…適量
ご飯…適量

1.ピーマンを縦半分に切ってへたを取り除き、種ごとみじん切りに、にんにくとしょうがをみじん切りにします。



「キーマカレー」はひき肉に合わせて食材をみじん切りにして使うのが一般的。今回は、小さいピーマンの種も具として無駄なく使います。

2.刻んだピーマンに塩をまぶして5分ほどおき、キッチンペーパーで水気を絞ります。



塩をまぶして5分ほどおきます。



キッチンペーパーで押さえると、ピーマンから余分な水分が出ていました。全体を拭いてしっかりと水気を切りました。

3.サラダ油を引いたフライパンを中火で熱し、にんにくとしょうがを香りが立つまで炒め、豚ひき肉を加えてほぐしながら色が変わるまで炒めます。



にんにくとしょうがを2分ほど炒めてから豚ひき肉を加え、色が変わるまで3分ほど炒めました。

4.2を加えて軽く炒め合わせ、カレー粉(大さじ1)と粉山椒を加えて炒め合わせます。



ピーマンを加えて全体に油が回る程度にサッと炒め、カレー粉と粉山椒を加えて炒め合わせました。カレー粉も粉山椒も具に対して少量なので、一般的なカレーのような強い香りは立ちませんでした。

5.水とプレーンヨーグルトを加えてひと煮立ちさせ、弱火で3分煮込みます。



水とプレーンヨーグルトを加えて混ぜると、グリーンカレーのような白っぽい緑色に。カレーよりもピーマンの香りが広がります。

6.良く洗った長芋を皮ごとすりおろし、ひと煮立ちさせます。



すりおろした長芋を加えます。カレーのとろみ付けにすりおろしたじゃがいもを加えることはありますが、長芋は初めて!



すりおろした長芋を全体に混ぜると、あっという間にとろ~っとしました。

7.カレー粉(大さじ1/2)を加えてよく混ぜてからナンプラーを加え、味を見て塩(分量外)で味を調えます。



残りのカレー粉を加えてよく混ぜてナンプラーを加えます。レシピには味見して塩で味を調えると書かれていますが、筆者は加えずに仕上げました。お皿にご飯を盛り付けてカレーをかけたら完成です。


とろっとなめらか!ピーマンの風味が広がり、チンジャオロースーっぽい♪



料理研究家の林幸子さん考案の「ピーマカレー」が完成しました。ピーマンをみじん切りにしたことで、ひき肉と粒感が揃って「キーマカレー」のような見た目に仕上がりました。

一般的な茶色っぽいカレーではありませんが、タイの「グリーンカレー」を思わす色合いですよ。



食べてみると、チンジャオロースーのような味わい。今回使ったカレー粉が甘口だったためか、ピリッとした辛さはあまり無く、カレーや粉山椒の香りはかなり控えめ。

その代わりピーマン、豚肉、にんにく、しょうがの味わいが広がります。この4つはチンジャオロースーにも使われる食材なので、近い味わいになるのは納得。

市販のカレールウやじゃがいもでとろみを付けたカレーはどろっとしていて、お腹に溜まる感じがありますが、長芋のとろみはさらっとしていて、食べても軽やかな感じが良かったです。

一般的なカレーには無い食材の組み合わせで、カレーのレパートリーが広がる!



料理研究家の林幸子さんが『あさイチ』で作っていた「ピーマカレー」は、一般的なカレーには使わないピーマン、長芋、粉山椒を使って、従来のカレーには無いおいしさを引き出せるカレーでした。

今回は小ぶりのピーマンを種ごと7個使いましたが、豚ひき肉と同量くらいのバランスになり、程よくピーマンの風味が広がっておいしくいただけました。

ピーマンの種は薄くて柔らかいので、種が混ざっているとは気づかないくらいに同化していたので、種を無駄なくおいしく食べられるというメリットもありました。

一般的なカレーのようなスパイシーな味わいではありませんでしたが、アジア料理っぽいおいしさを楽しめるのでおすすめですよ!

カレーのマンネリ化を脱するにも良いレシピだと思います。

ぜひ、作ってみてくださいね。

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