太宗の「側室たち」が夫婦を揺るがす…“19禁時代劇”『元敬』で主人公を絶望させる2人の女性とは

韓国tvN X TVINGオリジナル時代劇『元敬』（原題）で夫婦を揺るがす「王の女たち」のスチール写真が公開された。

2025年の幕開けを飾る同作は、太宗イ・バンウォン（朝鮮王朝の第3代王／演者イ・ヒョヌク）と手を組んで権力を勝ち取った、王権の“共同創業者” 元敬王后（演者チャ・ジュヨン）の人生を描く。

太宗イ・バンウォンと元敬王后の物語を元敬王后の視点で新しく解釈したということで注目を集めているなか、彼ら夫婦にとって葛藤の種となる側室たちの活躍も予告された。

まず、イ・イダム扮する「チェリョン」は、そもそも元敬王后が信頼していた侍女だった。

しかし、太宗の目に留まり、王の側室となった後は、自分を信頼する元敬王后と太宗の間を危うく綱渡りすることになる。スチール写真には、元敬王后に仕える彼女の純粋な表情と、側室になってからの意味深な表情が対照的に描かれ、想像力を掻き立てる。

チェリョンが純粋なポーカーフェイスで胸の内を隠しているとしたら、イ・シア扮する「ヨンシル」は太宗への愛情と欲望を隠さない女性だ。

誰もが振り向く美貌と、王子を武器にして宮廷に入った彼女は、元敬王后にプレッシャーを与える。王子を連れて元敬王后と対峙する姿からも、彼女の気の強さがうかがえる。

彼女たちの共通点は「元敬王后に仕えた人」だったこと。夫の意図を誰よりもよく知っている元敬王后の無念さたるや相当なものだったはずだ。

制作陣は「チェリョンとヨンシルの欲望がどのように描かれ、夫婦関係をどう揺るがすのかは、本作の大きな見どころの一つだ。イ・イダム、イ・シアはそれぞれのキャラクターの魅力を際立たせる完成度の高い演技を披露する。葛藤の種として物語をドラマチックにし、緊張感を高める彼女たちの活躍にもぜひご期待ください」と伝えた。

『元敬』は、1月6日14時にTVINGで第1・2話先行配信、同日20時50分に初回が放送される。

（記事提供＝OSEN）