ディオールは、世界でもっとも多くミシュランの星を獲得した女性シェフ、アンヌ=ソフィー・ピックとのコラボレーションによる「カフェ ディオール by アンヌ=ソフィー・ピック ギンザ」の2号店を12月11日に東京の旗艦店、ハウス オブ ディオール ギンザ内にオープン。
「ディオールとこの冒険を続けることができるのはこの上ない喜びです。メゾンのアーカイブや、クリスチャン・ディオールの美食主義を深く掘り下げることで、エレガントでおいしい料理を、アイコニックなオーバルを中心に提案するという発想に至りました」と、アンヌ=ソフィー・ピックは語る。
彼女は、ディオールのレガシーを称える新たなセイボリーメニューを考案。象徴的なカナージュに、クチュールのリボン、モードに革命を起こした「ニュールック」、そしてうっとりするような「ジュノン」ドレスや、クリスチャン・ディオールのミューズ、ミッツァ・ブリカールと深いつながりのあるレオパードモチーフ......。メゾンの豊かな歴史とストーリーを紡いできたアイコンがレシピのインスピレーション源となり前菜の数々を飾る。一方、メインディッシュは、パリ本店のモンテーニュ通り30番地の歴史と切り離すことのできないシンボルであるオーバルをテーマに展開。オーバルは、パリ本店の歴史ある「メダリオンチェア」の曲線に着想を得た、ディオールを象徴するコードだが、それをアンヌ=ソフィー・ピックの真骨頂であるフレーバーの華やかなコンビネーション、そして食感と色合いの相互作用によって昇華している。
また、ディオールとアンヌ=ソフィー・ピックが共有する植物の世界に対する情熱にオマージュを捧げた、素材の巧みな組み合わせは、最上級の正確さを誇る香りの構成を紡ぎ出すことで、彼女が掲げる「Suffusion(紅潮)」の哲学を再解釈している。そして最後のデザートには、グランヴィル ローズや「トワル ドゥ ジュイ」、ボタン、コンパスローズなど、ディオールの不変のコードが再解釈され、真の芸術作品へと姿を変えて、オートクチュールのエレガンスと真髄を表現する。
ファッションと美食のサヴォワールフェールのこの詩的で美しい融合は、五感を揺さぶる体験を通じて、ディオールのヘリテージの再発見へと誘うだろう。
カフェ ディオール by アンヌ=ソフィ―・ピック ギンザ
東京都中央区銀座6-10-1 ハウス オブ ディオール ギンザ4F
03-6263-8131
営)10:30〜20:30(L.O.19:30)