松島 花さんのウエディング・ドレスをクローズアップ！【vol.2】

トップモデルが自身の結婚式で選んだ装いとは？ ウエディング・ドレス、髪形、ブーケなどを解説します。

松島 花さんが叶えたハワイ邸宅ウエディング【vol.1】

【Dress】

オートクチュールで仕立てた世界で1着のドレス

『25ansウエディング』でもあらゆるタイプのウエディング・ドレスを撮影で着用し、表紙を何度も飾っていただいた松島 花さん。ご自身の結婚式でどんなドレスを選択したのかは、とても気になるところです。

「邸宅でガーデン・ウエディングをしたかったので、庭で子どもたちをハグしたり、一緒に走り回ったりできるミモレ丈のドレスをオートクチュールで作りました。実はミモレ丈のドレスは撮影であまり着たことがなくて、『25ansウエディング』で1回着用したくらい。ミニはよく着ましたが…。ドレスを作る際には当時の写真もデザイナーに見せたんですよ！」と松島さん。

そのきっかけとなったのはお母さまのリクエスト。

「母にどんなドレスを着てほしいか尋ねたところ、『パリの恋人』のドレスが素敵だったと言われ、既製でイメージに合うものがなかったのでオートクチュールで仕立てることにしました。

夫も一緒に写真を集めて研究してくれて、打ち合わせは皆勤賞です（笑）。シルク選び、チュールの重ね方、ローウエストやミモレ丈などミリ単位でこだわりました」

強い日差しに反射しても上品な質感が出るよう、白の微妙な色みも厳選したそう。

『パリの恋人』オードリー・ヘプバーンへのオマージュ！

こちらがオードリー・ヘプバーンとフレッド・アステアが主演したミュージカル映画『パリの恋人』。1957年の作品ながら、今見てもとてもおしゃれ！ 松島さんはこの作品でのオードリーのイメージで花嫁スタイルを完成させました。

アトリエ ヴェルデのドレススタイリスト和智亜利紗さんとともに1年かけてドレスを製作。和智さんが提案してくれた3種類のスケッチ画のうちの1点。

【Veil】

風対策も施された技ありのベール

センターのリボンが可愛いベールは、肩で留めてバルーンのように膨らむ仕掛けに。風の強いリゾートでもおすすめです。