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主題歌は国歌の次に有名…“ボルテス愛”にあふれた国・フィリピンで生まれた実写映画「ボルテスV レガシー」がテレビ初放送

  • 2024.12.13
映画「ボルテスV レガシー」 (C)TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved
映画「ボルテスV レガシー」 (C)TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved

【写真】「日曜アニメ劇場」では「ルパン三世VS名探偵コナン」も放送

フィリピンで実写化され、2024年10月には日本でも劇場公開された映画「ボルテスV レガシー」超電磁編集版が12月15日(日)にBS12 トゥエルビ(BS222ch)の「日曜アニメ劇場」(毎週日曜、夜7:00〜、全国無料放送)でテレビ初放送される。

フィリピンで熱狂的支持を受ける「超電磁マシーン ボルテスV」の実写版

1977年から1978年にかけてテレビ放送された東映のロボットアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」。ロボットアニメ界の巨匠・長浜忠夫が監督を務め、前番組の「超電磁ロボ コン・バトラーV」、後番組の「闘将ダイモス」と併せ、ファンの間では“長浜ロマンロボ”シリーズの一作として知られている。

日本でも児童層を中心に人気を集めた作品だが、1978年に放送が始まったフィリピンでは日本以上に熱狂的な支持を受けているのは有名な話だ。初放送から約半世紀、現在までも繰り返し再放送され続け、国民のほぼ全員が「ボルテスV」を見ているという驚異の認知度。堀江美都子が歌う主題歌「ボルテスVの歌」は“国歌の次に有名”といわれるほど人気も絶大で、日本語歌詞のままで歌える人がほとんどだという。

フィリピンではそんな国を挙げての“ボルテス愛”の末に、同作を原作に「ボルテスV レガシー」として映画1本、テレビシリーズ90話の大ボリュームで実写化がされている。CGで描かれた巨大ロボット、ボルテスV。そして、地球侵略にやってきたボアザン軍のビースト・ファイターの迫力とクオリティーは圧倒的。「ボルテスV」を見て育ったという同国の監督、マーク A. レイエス Vの原作リスペクトと愛の深さを感じさせる作品となっている。

10月に公開されたばかり、日本上映用の「超電磁編集版」をテレビ初放送

フィリピンで制作された映画「ボルテスV レガシー」は、2024年10月に原作が生まれた日本へ凱旋。フィリピン版の映画には含まれていなかったシーンの追加を含む再編集を実施して、さらにクオリティーと迫力を増した「超電磁編集版」として劇場公開がされた。今回、BS12 トゥエルビ「日曜アニメ劇場」で放送されるのは、この「超電磁編集版」となる。

なお「日曜アニメ劇場」では新作、旧作を問わず、劇場版や長編アニメを中心に、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)やテレビ用に編集されたスペシャル版、さらには「特別編」として今回のような実写版など、貴重なラインナップで放送。12月22日(日)には、2009年3月にテレビスペシャルとして放送され、ルパンとコナンの共演が話題になった「ルパン三世VS名探偵コナン」が届けられる。

「ボルテスV レガシー」ストーリー

ある日地球は“ボアザン星”からやってきたプリンス・ザルドス率いる軍隊からの攻撃を受ける。通常の兵器が全く通じないなか、スティーヴ、ビッグ・バート、リトル・ジョンのアームストロング三兄弟とマーク・ゴードン、ジェイミー・ロビンソンの5人は、密かに製造されていた5機のマシンに乗り込み戦いに挑む。

敵側は勝利を確実なものとするため、より強大な獣型ロボット“ビースト・ファイター”を繰り出してきた。5人はそれに対抗するため「レッツ・ボルトイン!」のかけ声とともにマシンを合体させ、巨大な人型ロボット“ボルテス V”となる。

果たしてボルテス・チームの5人は、地球を守ることができるのか――。

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