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一穂ミチ『ふったらどしゃぶり』実写ドラマ化 主演は伊藤あさひ&ゲンジブ・武藤潤

  • 2024.12.13
ドラマ『ふったらどしゃぶり』主演の(左から)伊藤あさひ、武藤潤 (C)「ふったらどしゃぶり」製作委員会・MBS width=
ドラマ『ふったらどしゃぶり』主演の(左から)伊藤あさひ、武藤潤 (C)「ふったらどしゃぶり」製作委員会・MBS

一穂ミチのBL小説『ふったらどしゃぶり When it rains, it pours』が、伊藤あさひと武藤潤(原因は自分にある。)のダブル主演で実写ドラマ化され、MBSほかにて2025年1月9日より放送されることが決まった。2人は初主演で初共演。

【写真】優しい雰囲気の衣装もすてき 伊藤あさひソロショット

本作は、報われない愛と性にほんろうされる大人のラブストーリー。

家電メーカーの営業部で働く萩原一顕(武藤潤)は、一緒に暮らす彼女・水谷かおりとのセックスレスに悩んでいた。ある日、会社で同期会の幹事を任され、店の候補を自分宛にメールしたつもりが、誤って“誰か”に送ってしまう。

届いた相手は、一顕と同じ会社の総務部で働く同期の半井整(伊藤あさひ)だった。まさか連絡を取り合っている相手が同僚だと知る由もなく…「顔も名前も知らない赤の他人」だと思い込む2人は、いつしか本音を話せる不思議な関係になっていく。「愛する人とつながりたい…」。一顕と同様に、整も同居相手との関係に悩んでおり、幼なじみ・藤澤和章にやり場のない感情を抱いていた。「好きだから抱き合いたい、抱いてほしい…」。一通のメールから共有した秘密は、やがて心の容量を超えてあふれ出し…。報われない愛と性にほんろうされる大人の恋が動き出す―。

家電メーカー・伊坂堂の総務部で働く半井整(なからい・せい)役には伊藤あさひ。整と同じ会社の営業部に勤務する萩原一顕(はぎわら・かずあき)役を、7人組ダンス&ボーカルグループ「原因は自分にある。」の武藤潤が演じる。

演出は高橋名月。本作がメイン監督として初めての作品となる。脚本は開真理が務める。

ドラマ特区『ふったらどしゃぶり』は、MBSにて2025年1月9日より毎週木曜24時59分、テレビ神奈川にて1月9日より毎週木曜23時30分、チバテレにて1月10日より毎週金曜23時、テレビ埼玉にて1月15日より毎週水曜24時、とちぎテレビにて1月16日より毎週木曜22時30分、群馬テレビにて1月16日より毎週木曜23時30分放送。

※コメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■伊藤あさひ

この作品で半井整を演じるにあたり、一穂ミチ先生の原作小説も読ませていただきました。先生の描く登場人物の心情や情景の繊細さ、そして、人との距離感に多くのものを感じることができ、映像作品として自分が参加できることがとてもうれしいです。

物事をフラットに捉えつつも不安定な部分がある整。他人に対して、と、好きな人に対しての態度が違う整。色々な整を受け止めて、武藤くん演じる一顕との出会いを楽しみ、幼なじみの和章の愛を感じ、複雑ですが魅力的な整を表現していきたいと思ってます。ぜひ、放送をお楽しみに。

■武藤潤

萩原一顕役を演じることになりました。武藤潤です。小説『ふったらどしゃぶり』で描かれている報われない愛の切なさ、叶わぬ恋心に複雑化してしまう心の中の描写に、すごく心を揺さぶられました。愛する人と一緒にいたい。その気持ちに翻弄(ほんろう)されていく2人の関係性は、観ている人にとっても共感できることがたくさんあると考えます。

映像化することで、よりリアリティを加えながら物語の良さを届けられるよう、大切に萩原一顕を演じたいと思います。

■原作・一穂ミチ

この作品を書いてからもう十年以上経つのか……と驚くとともに、実写ドラマ化というかたちで新たな光を当ててくださった製作陣の皆さまに感謝申し上げます。

『ふったらどしゃぶり』は、当時の自分なりの挑戦や試みを込めた思い入れの深い物語です。同じ熱量で取り組んでいただけることを信じて託しました。読者の皆さま、新しく出会う皆さまに楽しんでいただけることを心から願っております。どうかよろしくお願いいたします。

■監督・高橋名月

一穂ミチ先生の原作小説を初めて読んだ時、流れるような会話の軽やかさ、その裏に常に潜むリアルな葛藤や苦悩に一気に魅了され、私自身救われた部分もたくさんありました。キャストの皆さんと相談しながらシーンを重ねていく中で、いい作品になると言う手応えが日に日に強くなっています。いつもの景色を、周りにいる人々を、そして何よりも自分自身を慈しめるようになる、そんなドラマになっているのではないかと思います。

是非ご覧頂けるとうれしいです。

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