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【MLB】佐々木朗希獲得へカブスは今永昇太と鈴木誠也に“出馬要請”せず 「リクルート活動は彼らの仕事ではない」とカ軍GM

  • 2024.12.13
佐々木朗希 (C) Getty Images
SPREAD : 佐々木朗希 (C) Getty Images

ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手に関して、カブスがすでに佐々木と代理人を務めるジョエル・ウルフ氏にプレゼンテーション資料を提出したことが判明した。11日(日本時間12日)、MLB公式サイトが報じた。

■編成本部長「シカゴは魅力的な移籍先」

今永昇太投手、鈴木誠也外野手が所属するカブスが、佐々木獲得へ向けて早速動き出した。
ウインターミーティング最終日となった11日(同12日)、カブスのジェド・ホイヤー編成本部長が「(佐々木サイドに)プレゼンテーション資料を提出した」と明言。「セイヤとショウタは(シカゴで)本当に素晴らしい経験をしていると思う。私たちはどの日本選手にとっても魅力的な行き先だろう」と自信を見せた。
カブスは日本選手の獲得に成功してきた実績がある。2018年にはダルビッシュ有投手と6年総額1億2600万ドルで契約。21年のオフにも鈴木と鈴木の代理人であるウルフ氏に対してプレゼンテーションを行い、その結果5年総額8500万ドルで合意に達した。そして、昨オフには4年総額5300万ドルで今永との契約も成立させた。
カブスのカーター・ホーキンスGMは、佐々木との交渉について「スズキやイマナガの見識が、他の日本選手たちにカブスの魅力を伝える際に役立つことは間違いない」と話しつつ、「彼らが(佐々木の)リクルート活動で大きな役割を果たすことは期待していない」とも述べた。

■日本選手の在籍有無は選択に関係なし?

その理由について、同GMは「それは彼らの仕事ではありませんよね?」と投げかけ、「もちろん意見を求めたいし、そのフィードバックも得たいとは思うが、それ以上に彼らを活用しようとは思わない。あくまで簡単な意見を聞く程度だ」とし、交渉の場に同席させたりすることはないと示唆した。
日本選手がすでに在籍していることがアドバンテージになるのか。その点について、代理人のウルフ氏は先日、「年上の選手が彼を助けたり、やり方を教えたりするのは有益かもしれない。ただ、ロウキを知っている人なら誰でも分かるだろうが、彼はこれまで私が接してきた中で、最も意欲的で集中力の高い選手だ。非常に勤勉であり、成功するために必ずしもそれ(日本選手がいること)が必要だとは思わない」とコメント。
今永と鈴木を勧誘役として活用しないカブス。これまでの実績を武器に佐々木争奪戦に乗り込む。

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