炭酸水、水代わりに飲んでもデメリットはない？管理栄養士の回答は…

炭酸水を飲むことで得られるメリットは多々ありますが、どんな飲食物も過剰摂取は禁物です。

気になるのは「炭酸水を水代わりに飲んでもいいのか」という点。食事のときやリフレッシュしたいとき、またダイエットなどで炭酸水をたくさん飲む人もいますが、問題ないのでしょうか。健康検定協会理事長で管理栄養士の望月理恵子さんに聞きました。

炭酸水を水の代わりに飲んでも、大丈夫です。

そもそも、炭酸水とは炭酸ガスを含んでいる水で、普通の水と同様に体に吸収されます。そのため、水の代わりに飲んでも問題ありません。

しかし、運動時などの多量の水分摂取が必要な場面では、炭酸水は飲みにくさを感じるため、普通の水を飲むことをおすすめします。適度な水分摂取であれば、炭酸水を活用するのも良いでしょう。

次：炭酸水を控えたほうがいい人は？

ただ、水の代わりに炭酸水を常飲すると、胃の中がアルカリ性に傾く（炭酸水は弱酸性ですが、胃に入るとアルカリ性の飲料水になる）ため、鉄分の吸収が妨げられてしまう恐れも。

貧血気味の人は、常飲や飲み過ぎを控えて、適量を飲むようにしてください。

炭酸水、飲み過ぎるとどうなる？3つのデメリットを管理栄養士が回答

炭酸水を一日に飲む量としては、1Lほどが良いでしょう。

炭酸水の摂取目安量は明確に提示されていませんが、1日の水分摂取目安量は飲食物すべて含め2.5Lほどです。

水分だけで1.5～2Lほど摂取すれば十分なので、過剰摂取は控えて、1日の水分摂取量を考えて飲むようにしましょう。

※本記事は以下の一部を抜粋し、再編集したものです。

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＜Edit：編集部＞