【MLB】「世代を代表する才能」ソトが大谷翔平超えの最高額でメッツと契約　首脳陣が26歳の天才打者に太鼓判「王者としての実績」

メッツは11日（日本時間12日）、ヤンキースからフリーエージェント（FA）になっていたフアン・ソト外野手と契約を結んだことを発表。15年総額7億6500万ドル（約1166億円）で史上最高額となる。
昨オフドジャースに入団した大谷翔平投手の10年7億ドル（当時1014億円）を上回る契約が成立。現地メディアがメッツ関係者のコメントを紹介している。

■身体検査もパスし正式にサイン

ヤンキースからFAとなったソトは、26歳の若さもあり今オフの人気銘柄として争奪戦が展開。獲得の有力候補に挙がっていたメッツが、昨季エンゼルスからドジャースに加入した大谷を超える条件を提示して交渉を成立させた。
ニューヨークの放送局『SNY』は「メッツがフアン・ソトとの15年契約を正式に発表」と題した記事を掲載。ソトがメディカルチェックなどを済ませ、正式にサインを結んだことを発表している。
メッツのオーナーであるスティーブ・コーエン氏は、「球団史上でも最も重要な瞬間」とソトとの契約成立に言及。「フアン・ソトは世代を代表する才能であり、彼は驚異的で歴史的なデータだけでなく、チャンピオンとしての実績も持ち込んでいる」とナショナルズ時代の2019年に同球団を史上初の世界一に導いていることにも触れている。
また、デビッド・スターンズ編成本部長も「フアンはフィールド上で歴史的な成果を上げている」とここまでの実績を称えつつ、「彼をチームに迎えることができて嬉しい。今後何年も彼の卓越した活躍を見守ることを楽しみにしている」と大きな期待を寄せている。
史上最高の大型契約でメッツに迎え入れられたソト。ヤンキースタジアムからシティフィールドに本拠地を移した26歳の天才打者は、はたしてどのような活躍を見せるのか。