娘のピアノの先生と夫が不倫「お前と離婚して再婚する！」現場に来たのは…因果応報の結末とは？

私は10歳の娘のママです。娘は小さなころからピアノが大好きで、地元のピアノ教室に熱心に通っています。ある日、私が用事で娘を迎えに行けないとき、休みだった夫が代わりに迎えに行くことになりました。

娘のピアノの先生は20代の美しい女性です。この日を境に夫は自らすすんで娘の送迎をするようになりました。

娘の先生に夫が心を奪われている気配を感じ取りつつも、先生はかなり年下で、しかも娘の教師です。彼が本気になるとは思っていませんでした。

そんなある日、娘が「今日は先生が風邪だから、ピアノのレッスンお休みだって」と家に帰って来ました。

夫が仕事帰りに直接娘を迎えに行くと言っていたので、夫に連絡を入れるも、全然繋がりません。

仕方なくピアノ教室に行っているであろう夫を迎えに行くと、夫の靴が教室の玄関にありました。ドアを開けると、夫と先生がなんと抱擁中……！

「俺は運命の相手を見つけた！愛のためなら何でもできる！」と言っている場面に遭遇したのです。

その衝撃的な現場に立ち尽くす私を見て、夫と先生は慌てふためいたものの、夫は「お前とは離婚して、先生と再婚する！」と宣言。先生もそれを喜んでいるかのように見えました。

そのとき、教室のオーナーであり著名なピアニストでもある先生が入って来て、「生徒のお父様とそんな関係になるなんて言語道断ですね。あなたのグランドピアノ代の残り1千万円はおふたりで払ってください」と冷静に言い放ちました。

私は「離婚ね、わかったよ。先生には慰謝料、あなたには慰謝料と養育費を請求するので、そのつもりで」と伝えました。

夫は先生のグランドピアノの代金に驚愕し、「ごめん！うそだよ、気の迷いだった！やっぱり離婚はなしにしよう」と懇願してきましたが、不倫現場を目撃した私の決意は揺るぎませんでした。

そして離婚後、娘はオーナーの先生の直接指導を受けることになりました。オーナーの先生は娘の才能を見込み、一流のピアニストに育て上げると約束してくれました。娘も新しい環境に胸を躍らせながら、以前にも増してピアノに情熱を注いでいます。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

著者：ライターベビーカレンダー編集部／ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部