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絶対女王・孫穎莎が記録した驚異の「勝率91%」 WTT公式が世界1位のデータ紹介、日本勢は張本美和が10月に初勝利

  • 2024.12.12
孫穎莎、張本美和(C)WTT
SPREAD : 孫穎莎、張本美和(C)WTT

国際卓球連盟(ITTF)は10日、2024年第50週の世界ランキングを発表。日本女子は早田ひな(日本生命)が6位、張本美和(木下グループ)が7位、大藤沙月(ミキハウス)が8位に名を連ねている。
そんななか、2024年シーズンに世界1位の座を守り続けたのが孫穎莎(中国)。WTT公式が今季を振り返りつつ、その強さに言及している。

■五輪では早田、平野に勝利

ここ数年の女子卓球界をけん引する孫穎莎は、パリ五輪では2大会連続シングルスで銀メダルに輝き、団体戦では金メダルに。早田や平野美宇(木下グループ)、張本美といった日本選手の前に立ちはだかっている。
WTT公式は今季世界ランク1位を守り続けた女王に対して、「孫穎莎の世界1位の座はますます強固なものとなっている」と切り出すと、「2022年の第29週に首位を獲得して以降、誰にもチャンスを与えていない」と圧倒的な存在感を放っていると記している。
WTTは今季の孫穎莎の戦いに言及し、「2024年の勝率は驚異の91%であり、128週連続で世界1位の座を維持している」とデータを紹介。「私たちは伝説と遺産がリアルタイムで展開しているのを目撃している」と生ける伝説に変わりつつある現状について述べている。
日本勢では早田、平野がパリ五輪で孫穎莎に敗れていたなか、張本美が10月の「ITTFアジア卓球選手権2024」の団体戦決勝で孫穎莎を3-1で下して初勝利。2025年にはWTTシリーズに加えて世界卓球の個人戦も5月に控えるなか、この世界女王をいかに攻略していくかはカギとなってくる。
ここ数年の女子卓球界をけん引する存在となった孫穎莎。日本勢の高い壁にもなっている24歳が引き続き頂点に君臨していくのか。

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