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【ベストセラー作家が推す韓国時代劇】パク・ヒョンシクが『青春ウォルダム』で難事件に挑む

  • 2024.12.12

痛快ミステリー時代劇の『青春ウォルダム~運命を乗り越えて~』。主人公イ・ファンに扮しているのはパク・ヒョンシクで、本当に凛々しい姿を見せている。そのパク・ヒョンシクは、イケメン俳優が勢ぞろいした『花郎(ファラン)』以来の時代劇の出演となった。

共演するのは、男装したヒロインのミン・ジェイ役を演じたチョン・ソニだ。彼女は、日本の漫画原作の韓国ドラマ『寄生獣』で主役に扮して注目されていた。

ストーリーを見てみよう。

主人公のイ・ファン(パク・ヒョンシク)は、「呪いの書」に苦しめられていた。死んだ兄の代わりに世子になったというのに、「お前が兄を殺した」と「呪いの書」で指摘されて、自分が抹殺されることも予告されてしまった。

そんなとき、イ・ファンの師匠の一家に毒殺事件が起こった。犯人だと疑われたのが、イ・ファンの親友との結婚を控えていたミン・ジェイ(チョン・ソニ)だ。彼女は両親と兄を毒殺した嫌疑を受けて逃亡した。

そんなミン・ジェイが頼ったのがイ・ファンであった。というのは、毒殺事件が起きる前にミン・ジェイは父親からイ・ファンの密書の存在を知らされていたからだ。

『青春ウォルダム』
画像=tvN
「恐るべき頭脳」の持ち主

ミン・ジェイは必死に無実を訴えていたのだが、イ・ファンも半信半疑だった。それでも、やがて彼女の無実を信じるようになり、王宮の内官としてミン・ジェイをかくまうことになった。こうして、2人は、隠された真実を必死に探すようになる……。

この『青春ウォルダム~運命を乗り越えて~』でイ・ファンは天才的な世子として描かれている。一度目にした文章の内容をすぐに記憶し、公式的な文書に書かれていた人物の履歴まで頭に入ってしまう。まさに「恐るべき頭脳」の持ち主なのだ。

そんなイ・ファンが難事件に挑むのが『青春ウォルダム~運命を乗り越えて~』の見どころだ。

結局、「恐ろしい呪いの書」「奇怪な一家毒殺事件」「謎めいた密書」「暗号によって隠された連続殺人」といった伏線を次々に解決していくドラマであり、息詰まる場面の連続となっている。

〔『青春ウォルダム~運命を乗り越えて~』ドラマ概要〕
制作/tvN、2023年
配信/Lemino
演出/イ・ジョンジェ、キム・ジョンウク
脚本/チョン・ヒョンジョン
出演者(演じた役名)/パク・ヒョンシク(イ・ファン)、チョン・ソニ(ミン・ジェイ)、ピョ・イェジン(チャン・ガラム)、ユン・ジョンソク(ハン・ソンオン)

文=康 熙奉(カン ヒボン)

作家。1954年東京・向島で生まれる。韓国の歴史・文化・韓流や日韓関係を描いた著作が多い。『知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物』を含めた朝鮮王朝三部作は70万部を超えるベストセラーとなった。最新刊は『朝鮮王朝「背徳の王宮」』。

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