サガン鳥栖、2025新ユニフォームを発表！頑丈な「金継ぎ」デザインでJ1復帰を目指す

Text by 立野敦史(Qoly LFB Vintage)

サガン鳥栖とキットサプライヤーのNew Balance（（株）ニューバランスジャパン）は8日、2025シーズンで着用する新ユニフォームを発表した。

チームは今季の明治安田J1リーグを最下位で終えて降格が決定。来季はこの新ユニフォームでJ2を戦い、1年でのJ1復帰を目指す。

サガン鳥栖 2025 New Balance ホームユニフォーム

2025新ホームユニフォームは、お馴染みのサガンブルーを基調にサガンピンクで独特のグラフィックを描く。

この複雑なピンクは、1人ひとりの小さな力を集結し大きな岩になり立ち向かう姿勢を「金継ぎ」的に表現したもの。金継ぎとは、陶磁器の破損部分を漆などで修繕する日本古来の伝統工芸のことで、修復部分の強度は極めて高い。

各部のスポンサー企業も発表された。現時点では、胸に「木村情報技術」、鎖骨右に「エックスモバイル」、鎖骨左に「佐賀県」、背中上に「ベストアメニティ」、画像には無いが背中下に「アニマル・ワン」（上下ともベストアメニティグループ）、袖に「SUMCO」。

パンツの画像は無いが、2025年も引き続き前面に漫画『キングダム』（作者・原泰久氏）のロゴを掲出する。

サガン鳥栖 2025 New Balance アウェイユニフォーム

新アウェイユニフォームはブルーとホワイトの切り返しが鮮やか。このグラフィックは、エンブレムの由来である勝利のVictoryに着想を得て「貪欲に勝利へ向かう姿勢」を表現したものだ。

サガン鳥栖 2025 New Balance GK ユニフォーム

ゴールキーパーユニフォームはイエローとレッド（またはコーラル）の2色展開。各ユニフォームのジャガード（生地）には、アジリティーや「柔軟かつ迅速に対応し試合を支配する」という意味が込めて風車柄を落とし込んでいる。

2025新ユニフォームはFP用ホームのみ、12月15日までの期間限定で先行販売を実施中。詳細についてはサガン鳥栖の公式ウェブサイトまで。

なお、New Balanceのオンラインストアでも来年1月より取り扱いを開始する。