“脱力したい日”の簡単『アイライナー３選』スウェット•メガネも洒落見え

服とコスメをこよなく愛するママライター・遠藤彩乃さんが、“時短”と“洒落見え”を軸に導き出したコスメ最適解を紹介。今回は程よく目力が出せるアイライナー編！

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AYANO’s POINT

☑︎白黒つけない曖昧カラーはぶきっちょさんの強い味方
☑︎目の形に合わせて左右で太さを変えても違和感ゼロ
☑︎瞳の色を拾って自然に目を大きく見せる効果が♡

 

スウェットの日、ニットの日、メガネの日。脱力はしたいけど瞳は開きたい。そんなシーンにおすすめです
やるか、やられるかの戦い――。震える手で炭のような色をまつ毛の際に引き、目尻のハネを失敗してやり直し、境目をぼかしてアイシャドウを重ねる。そこまでするならマスカラも…そのステップ数を想像するだけで億劫になり、もういっそアイメイクごと放棄してやる！と人を捨て鉢にさせるデストロイヤー、それがアイライナー（個人の見解です）。そんなわけでここ数年全力で逃げ回っていたのですが、ふとした瞬間自分の顔が映った遠くの鏡を見やると目力の弱さに生存すら疑われる表情をしていて…。戦わずして完全にやられていました。これはまずいと黒アイライナーを久しぶりに出してきて適当に引いてみたところ、小さな極悪女王が誕生。こうなると体格も相まって突然やる側です。私はごく普通に生きていたいだけ。簡単に使えて程よい仕上がりの中庸はないのかと思い悩んでいたところ、RMKでベージュとカーキの中間くらいの色のアイライナーに出会いました。メイクさんが「お似合いになると思います」と使ってくださろうとした時に、草みたいな色だな…と一瞬身を引いたことを先に謝罪しておきます。太く引いてぼかし、アイシャドウ風にもできる軟らかめなテクスチャと、肌に馴染みながら瞳の色を拾って拡張してくれる絶妙なカラー。瞼に求めていた平和がやっと訪れた嬉しさから、バリエーションを揃えたくてしばらくあいまいカラーのアイライナーしか目に入らなくなってしまいました。自分では選ばないものが似合ったときの一本取られた感じ。たまらないですよね。

 

週1でデパコスパト！月のコスメ予算は3万円

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撮影／西原秀岳〈TENT〉（静物） 取材・文／遠藤彩乃 編集／太田彩子
＊VERY2024年12月号「“Automaticコスメ”」より。
＊掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
＊小物はすべて本人の私物です。