ボールボーイを救った22歳Jリーガーの神対応、日本代表OBが感動！「怒らない、やさしさが…」

Text by 井上大輔(編集部)

ヴィッセル神戸の連覇で幕を閉じた2024年シーズンのJ1。

8日に行われた神戸対湘南ベルマーレの最終戦では、湘南DF畑大雅にちょっとしたハプニングがあった。

ボールがタッチラインを割った際、一瞬目線を切った畑の顔面にボールボーイが投げたボールが直撃してしまったのだ。ただ、畑は憮然とすることもなく、笑顔でボールボーイと握手をしていた。

元日本代表MF小野伸二は、畑の人柄に感激していたようだ。司会を務めるフジテレビ系列の『MONDAY FOOTBALL みんなのJ』で、今週のBESTベタ褒めとして、畑の優しさをとりあげていたのだ。

「やさしい顔してますからね。ベルマーレ畑選手のやさしさです！ボールパーソンからのボールが当たってしまうんですけど、怒らないこのやさしさが滲み出て、いいですねぇ」

畑大雅（はた たいが）は22歳のウィングバック。名門の市立船橋高校から2020年に湘南ベルマーレ入り。

鈴木唯人ともプレーした高校時代から圧倒的なスピードで知られ、今季はキャリアハイのJ1・30試合に出場し、4ゴールを決めた。祖父がアメリカ人だそう。