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お金がかからず大人も取り入れやすい! U25世代が実践する「自己肯定感の育て方」

  • 2024.12.16

忙しいあなたも実践できるヘルシー習慣を、今日からSTART!

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大人に比べて、SNSがぐっと身近なU25世代。他人と自分を比較する機会が多いこともあり、ブレない自分でいるためのセルフコントロール術や自己肯定感を育てる「セルフラブ・ルーティン」が流行しているという。そこで、同世代が注目するヘルシーガール4名に、「セルフラブ・ルーティン」を聞いてみた! 今すぐ実践できる心も体も健やかでいられるTIPSを、ぜひ参考にしてみて。

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1.YUMA 22歳の場合

「朝6時に起きて自分のために時間を使うことで、自己肯定感が高まります! 時間のゆとりは心のゆとりにも」

■簡単なプロフィール:
大学でジェンダーや環境問題について学びながら、モデル、ライターとして活動しています。モデルはマスが考える「美の基準」や「こうあるべき」を示す存在になりがちですが、私はそうしたものを壊すモデルでありたい、そう思って活動してます。友人たちと「周りの目」から解放された等身大の自分を表現するアート展「ショウカ展 -How She Digest-」の企画やZINE制作も行っています。

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Q1. 自分を愛するための“セルフラブ・ルーティン”を3つ教えて!

1.朝6時に起きる
なるべく早めに起きて、体を動かしたり、ジャーナリングしたり、朝ごはんを食べたり……と、自分とチェックインする時間を一日のはじめに持つようにしています。時間のゆとりは心のゆとり。「朝から自分のために時間を使えてる私、最高じゃん!」と自己肯定感も高まります!

2.SNSの「フォロー中」をゼロにしてみる
他人が何をしているか見れないようにすることで、周りの視線を気にすることがなくなりました。あと、自分とのリアルな繋がりを大切にしてくれる人の存在にも気がつくことでき、SNSに頼らない人間関係がここで構築できたように思います。実際やるのはすごく勇気がいると思うのですが(笑)、自分や周りのことをより信じられるようになるので、一度宣言してやってみるのもアリかと!

3.1日1チャレンジを一週間
チャレンジといっても大きな目標を掲げる必要はなく、些細なことで大丈夫。例えば、私は人の良いところを素直に伝えられる人になりたいので、今週は「通りすがりの人を一回は褒める」というチャレンジに挑戦してます(笑)。もちろん疲れた時は休みますが! 私が自分のことを好きなのは、こうありたいと思う姿に向かって常に努力しているからかもしれません。

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Q2. 自己肯定感を維持する秘訣は?

ポジティブじゃない気分のときも受け入れること!

全ては陰陽、影があるから光もできます。「自分は十分じゃない」と思ってしまったり、「うまくいかない」と悩んだりするのは、自分自身や目の前のことにちゃんと向き合っている証拠です。私も気持ちが沈んでしまうことはざらにありますが、そういうときは無理に元気を出そうとはしません。部屋で泣いたり、地元の山や海で叫んだり(笑)、美味しいもの食べたりして、ちゃんと充電するようにしています!

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2.SAE 22歳の場合

「脳が考えることは9割ネガティブと聞いて、モヤモヤを感じたらすぐにジャーナリングで吐き出す。自分の中に溜めこまない!」

■簡単なプロフィール:
ユース世代が地域環境や社会の持続性について考えるクリエイティブ・コレクティブ「You(th) Rock!!(ユースロック)」のメンバーです。「同世代の若者が社会問題について考え、意見を持ち、行動するきっかけを作る」ために、2020年4月のコロナ禍に6人のメンバーでこの団体をスタートさせました。また、大学を卒業するまでの1年間、環境配慮型・未来志向のクッキングクラス「ABCサステナテーブル」のインターン生に。個人では学生時代の間、留学生活や旅行などのVLOGをYouTubeで発信していました(@saeoiwa)。

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Q1. 自分を愛するための“セルフラブ・ルーティン”を3つ教えて!

1.気持ちを書き出すジャーナリング
頭の中にある疑問や感情を素直に書き出して、自分に優しく向き合うとても大事な心のスペースが、私にとってのジャーナルです。書く頻度は特に決めず、考えやモヤモヤが少し溜まってると感じたときに、決まった一冊のノートに書くようにしています。自分に素直になって思いを書き出すと止まらなくなり、気が付かなかった自分の考えを発見することも多々あって面白いです!

2.自然を求めてドライブ、公園でゆっくり過ごす
学生時代にカナダの田舎に3年半住んでから、自然の豊かさとメンタルヘルスの繋がりを身に沁みて感じました。「とにかく自然が足りない!」と感じたらすぐに自分を自然に連れて行きます。携帯は機内モードにして、散歩をしたり、ただ寝転がったり、ヨガをしたり、本を読んだり……。デジタルデトックスして情報を入れずに、頭と心を休ませます。

3.完全OFFの日を週1で作る!
心身をしっかりと休憩させる「予定」を定期的に作っています。私はもともとノープランで動くより予定を組む方が好きで、自分のスケジュールを埋めてしまう癖がありました。ただその時期は個人の時間がなくなり、メンタル的に疲れたり、気が付いたら体調を崩すことも。色々な方法を試して気が付いたのは、体も心も大事にするためにしっかりと休憩する日をひとつの「予定」として作ることです。意識的に休む日をキープできるようになり、その日は自分の気分に沿って行動することを楽しんでいます!

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Q2. 自己肯定感を維持する秘訣は?

ネガティブなマインドはリリースして、ポジティブなマインドをキープする!人間の脳の90%はネガティブな考えを作り出してしまうとどこかで聞いたことがあります。自然と出てくるネガティブな感情や考えを、完全に排除するのはきっと難しい。私はなるべくネガティブなマインドを悪と捉えるのではなく、自然に出てくるものは自分でバランスを取るように日々心掛けています!

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3.Sara 20歳の場合

「裸足で草や土を歩くアーシングで、地球と繋がる。ボディヘアをありのまま自然に受け入れることも大切!」

■簡単なプロフィール:
オランダ・アムステルダムで循環型社会について学びながら、「地球と愛し合う」生き方をテーマに、ストーリーテラー兼アーティストとして活動と発信をしています。

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Q1. 自分を愛するための“セルフラブ・ルーティン”を3つ教えて!

1.裸足で草、土の上を歩く
近所の公園や家の周りの芝生で定期的にいわゆるアーシングをしています。そうすることで、体は徐々に大地の感覚を記憶し、忙しないビル街にいても、緊張の走る教室で試験を受けていても、そこに「森を感じる」ことができるようになるのです。都会で森を感じられるようになってから、私の場合は疲れを感じにくくなりました。

2.自分をハグする。
ちょっと疲れたな、呼吸のペースが乱れているな、と感じた時は必ず自分をギュッとハグしています。両腕を前で交差させて、手のひらで大きく両肩を抱きしめます。

3.「直感日記」をつける。
気が向いた時に、ただ直感的に思い浮かんだワード、イラスト等を書き出すための「直感日記」をつけています。とある日の日記を読み返したら、泡のイラストの隣に「イソギンチャク。ふわふわ。方舟。水の記憶。トルコ。」という、なかなか読み解くことが難解な内容が書かれていました(笑)。それでも思い返してみると、それらのキーワードの「伏線回収」になるような出来事が後から必ず起きているのです。自分の直感に向き合うことは最大のセルフラブのワークだと信じて、感じたことを書き出すようにしています。

Q2. 自己肯定感を維持する秘訣は?

自分の人生の主人公は、紛れもなく自分! あらゆる感情を楽しみます

思いがけないハプニングに遭遇した時には、自分の感情と向き合ってから、「主人公である自分はこれからどこに導かれ、こういった伏線はどう回収されていくのだろう」と、一旦俯瞰して、前を向いてみます。深呼吸をして、ろうそくの炎を吹き消すかのように、滞っている不必要なエネルギーを吹き飛ばします。個人的には、常にポジティブでいられるわけでない自分を許し、「人間体験」として悲しみや怒りを味わうことを楽しみます。また、ボディヘアをありのままに受け入れられるようになってから、自然な自分、自然界の一部である自分と向き合うことができ、前向きな気持ちで過ごせることが多くなりました。

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4.あやめ 22歳の場合

「言葉にできない感覚を、絵で表現してみる! 1番大事なのは、自然発生する気持ち」

■簡単なプロフィール:
大学4年。絵を描くことが好きで、幼少期からずっと描いています。先日初めて「uminowa(ウミノワ)」という海をテーマにした絵の展示を、seasonvoiceという友人の繋がりで知ったセレクトショップで開催し、旅で出合った沖縄の海や自然、平和を想って描いた絵を飾らせてもらいました。頭の中にある色合いや、言葉にできないような感覚、景色を日頃から絵で描き留めています!

Q1. 自分を愛するための“セルフラブ・ルーティン”を3つ教えて!

1.描きたい時に絵を描く
気に入った風景や道で見つけた草花、大好きな木、カフェで飲んだドリンクなど、描き表したい! と感じた時に絵を描いています。残しておきたい気持ちや言葉にできない絶妙な感覚を絵に移して、心に留めることもあります。抽象的ではありますが、色合いや形で表現できると、出来事や感情が丁寧に消化できるんです。最近は裁縫もハマっていて、無心で何かに没頭することがリフレッシュになっています!

2.自分らしくいられる好きなファッションをする
その日の気分にピッタリ合う服を着れると、とっても幸せな1日をスタートできますよね。さらに、手作りしたアクセサリーや思い出があるもの、自分っぽさを感じられるものを身につけると、そのアイテムがオンリーワンな自分をサポートしてくれて心地よいです♡

3.自転車に乗って、太陽と風を浴びる
最寄り駅まで自転車に乗る時間に、幸せになる事が多いと気づきました。太陽を浴びられる行きの道中は、頭の中を空っぽにして、気持ちいい! というフリーな感情を楽しんでいます。帰り道は、風を感じることで頭の中が整理され、自分との対話で感情に気づけることが多いです。そして、よく綺麗な葉やどんぐり拾いもしています。幼心を無視せず、すてきな葉を見つけたら自転車を止めて、四季を楽しむ感情に夢中になってみる。自然に触れるとリフレッシュでき、自ずと今の自分にフィットする考えが巡ってきます!

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Q2. 自己肯定感を維持する秘訣は?

いつでも大切にしたいのは、自分の心身の動きに気づける自分でいること!

タイミングやその時抱えてる環境、問題によって感情は変わるため、マインドセットも都度で納得する心持ちが変わる気がします。自然発生する気持ちや考えに1番に気づいてあげて、それを受け止めたり味わったりするのも自分であったらとても健康的だと思います。一見それがネガティブや臆病に思えたとしても、流さずにそんな自分も受け止めてあげたいですし、もうそれはセルフハグ!!

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