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51歳でこの美貌!美容専門家が直伝「目の下のたるみはマッサージで改善できます。眼輪筋を鍛えましょう」

  • 2024.12.16
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Michael Ochs Archives

目の下のたるみはもう消えないものだと思ってあきらめていない?実は「眼輪筋」を意識して、ちょっとしたケアをするだけでたるみは改善され、顔の印象はよくなるという。今回は、表情筋トレーナーの石川時子先生に、自分で行える目の下のたるみ改善のためのマッサージの方法を教えてもらった。(「」内、石川先生)

目の下のたるみの原因

「目の下のたるみは、眼球を取り囲むクッション役の眼窩脂肪が重力に耐え切れずに下がってしまい、目の下に溜まることで生じます。以下は、日常生活におけるその主な原因です」

長時間同じ場所を見ている

「目の下のたるみは、年齢やライフスタイルの影響を受けやすい部分です。特に、スマートフォンやパソコンの使用により目を酷使すると、目元の筋肉が凝り固まり、たるみが現れることがあります。若い世代でも、長時間のスクリーンタイムにより目をあまり動かさないことが、目の下のたるみの原因となります」

エストロゲンの減少

「40代以降になると、コラーゲンやエラスチンの減少、そして骨の萎縮が進むため、目元のハリや弾力が低下し、目の下のたるみが顕著になってきます。加えて、エストロゲンの減少が影響し、肌の弾力を保つ力が弱まり、重力に逆らえなくなることも原因の一つです」

さまざまな外部刺激

「紫外線のダメージや過度なアイメイク、ゴシゴシとメイクを落とすことも目元のたるみに拍車をかけることになります。これらの要因が重なり合うことで、目の下の皮膚がたるみやすくなり、顔全体の印象が暗くなることもありますので、刺激や摩擦には普段から気を付けましょう」

紫外線

「紫外線によるダメージも目元の皮膚を乾燥させ、たるみを悪化させる原因となります。冬でも紫外線対策を怠らないようにしましょう」

目の下のたるみの改善と予防のためにできること

Anna Efetova

目の下のたるみを防ぐためには、以下の予防策を取り入れることが重要なんだとか。

①目元の筋肉「眼輪筋」を鍛えるエクササイズ

「目の下のたるみを予防するためには、眼輪筋(目元を囲む筋肉)を鍛えるエクササイズが効果的です。まず、眉頭からこめかみにかけてマッサージを行い、目元の血流を良くします。その後、下まぶたを上に引き上げるトレーニングを行い、眼窩脂肪が重力で下がらないように予防します」

②スキンケアと温めのケア

「目元の温めケアは、血流を促進して疲れた印象や青クマを防ぐのに効果的です。ホットアイマスクや美顔器を使って目元を温め、その後にマッサージやトレーニングを行うことで、より高い効果が得られます」

③生活習慣の見直し

「睡眠の質を改善し、十分な睡眠をとることは、目元のたるみ防止に欠かせません。また、頭部や側頭筋のケアも忘れずに行い、顔全体の筋肉をリラックスさせることが大切です」

目の下のたるみは何歳から気にするべき?

「目元のケアは、早い段階から始めることが予防に繋がります。20代から意識的に表情筋を鍛えることが、40代以降のたるみを防ぐために非常に有効です。若い時からのケアが、長期的な効果をもたらします」

目の下のたるみを改善するマッサージ方法3選

「できるだけ後頭部から側頭部、そして顔という順番でマッサージするとよいです」

マッサージ①側頭部ケア

「目元だけでなく、側頭筋やこめかみ周辺の筋肉のケアも大切です。また眼輪筋をほぐす前に側頭部のマッサージから行うとより効果的です。この部位が硬くなると、目元や顔全体に影響を及ぼし、たるみが進行する可能性があるため、定期的にほぐしてあげることが予防につながります」

 

マッサージ②目元をぐりぐり

「まず、指をフック型にして眉頭の下に押し込み、少し痛気持ちいい感覚を覚えるくらいの強さで圧をかけます。これにより、眉毛下制筋や周囲の筋肉がほぐれ、目元のたるみを防ぐ効果が期待できます」

マッサージ③目の下を直接ケア

「目頭の下からこめかみに向かって優しく指の腹で押していきます」

 

マッサージのコツ

「リラックスして優しく行うことが重要です。摩擦を起こさないように気をつけ、力が意識していない箇所に入らないよう注意しましょう。スキンケアの際に同時に行うのがおすすめです。肌が温まり、保湿された状態でのケアはより高い効果が期待できます。また、普段コンタクトを使用している方は、できればコンタクトを外してから行うとよいでしょう」

眼輪筋トレーニングのやり方

「目元を下から上に引き上げるエクササイズです。下まぶたを意識して引き上げるトレーニングをすることで、重力に逆らうための眼輪筋を鍛えることができます。下まぶたのみ引き上げるのが難しい場合は、薄目で行ってもOKです。このような眼輪筋トレーニングを日常的に行うことで目元を効果的に引き締めることができます」

 

まとめ

目の下のたるみは、早期に予防することが重要。日々の目元ケアや、眼輪筋トレーニング、スキンケアを習慣にすることで、目元のたるみを防ぐことができる。目元のたるみを予防、改善し、若々しい印象を保ちましょう。

今回お話を伺ったのは......

石川時子さん

Women's Health

表情筋が衰える原因や表情筋を鍛える⽅法について監修。表情筋トレーナー。美容コンサルタント。株式会社クレア代表取締役。Beautiful Smile 協会® 理事。2011年に表情筋トレーニングに出会い、アシスタントなどを経て2015 年よりプロ講師として活動を開始。⾒た⽬も中⾝も⽣まれ変わる塾として、オーダーメイドのグループレッスンやマンツーマンレッスンを⾏う。 ビューティキャンプ、⼀般向けのレッスンのほか、芸能コースに通う10 代男⼥向け表情筋トレーニング、⼤⼿コスメメーカー、保険会社の企業内研修、40 代ママ向けレッスン、TV、雑誌、美容商品、Web の監修など活動は多岐にわたる。著書に「顔が上がる↑1分×表情筋トレ」(⼤和書房)、監修に「30秒であなたの印象が変わる! めざましテレビ『スマイル・チャージ!』顔トレBOOK」(宝島社)がある。

著書

大和書房 顔が上がる↑1分×表情筋トレ
¥1,540

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