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「タイヤ落ちないですか!?」 “命がけの崖道”に恐怖 その先にあった絶景を望む土地、田んぼを守り続ける男性にとっては「当たり前の景色」

  • 2024.12.11
【写真・画像】 1枚目
ABEMA TIMES

『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)が12月8日に放送され、目的地に向かう途中で遭遇した崖道に捜索隊が悲鳴。しかし、その先には“当たり前”の暮らしが広がっていた。

【映像】トンネルの先に現れた恐怖の崖道

日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家。そこには、どんな人物が、どんな理由で暮らしているのか!?衛星写真だけを手がかりに、その地へと赴き、地元の方々からの情報をもとに、一軒家の実態を徹底調査しながら、人里離れた場所にいる人物の人生にも迫っていく同番組。

今回は長野県の北部、周囲には森しかないポツンとした敷地に、複数の建物が密集しているのを確認。周囲には道が見当たらなく完全に孤立した敷地のようだ。

高速を下りて2時間ほどかけ、捜索隊は最寄りの集落へ。農作業中の高齢夫婦に衛星写真を見てもらうと、「昔は住んでいたけど、今は空き家になっていますよ。ただ、70代の息子さんが通って田んぼを続けていると思います」との情報を得ることができた。

その最中、ポツンと一軒家に詳しいという男性が軽トラックで通りがかり、話を聞いてくれることに。すると、「20年ほど前から空き家になっているけど、今日は田んぼにいるかもしれないよ」との有力情報を教えてくれる。さらに、親切にも案内役まで買って出てくれた。

ただ、その家までは危険極まりない道のりだった。集落を後にして、車1台分の幅の隧道(ずいどう・トンネル)を抜けると、景色が一変し、そこからは木々が生い茂る林道へ。しかも軽トラックがやっと通れるほどの狭さの山道は、やがて今にも崩れ落ちそうな崖道へと続く。

わずかタイヤ1つ分ほどしか余裕のない、ガードレールのない崖道に、捜索隊は「右側は崖ですね、怖い。ゆっくり行かないと…。落ちたらひとたまりもない」「これタイヤ落ちないですか!?」と恐怖。スタジオからも「うわーっ!」「雨だったらどうなるんだろう」と悲鳴があがるほどだ。

そんなギリギリの道の先、ついに一軒家へとたどり着くが、主人はこの日不在だった。それでも、案内してくれた男性が連絡を取ってくれたことで、翌日に会えることに。翌日、捜索隊が再訪すると、73歳の男性が「いよいよウチに来たんだ(笑)」とにこやかに出迎えてくれた。

男性は両親の死後、田んぼを20年間管理し、米を育てているという。娘一家と同居する隣町の自宅から、車で40分ほどかけて通っている。

【写真・画像】「タイヤ落ちないですか!?」 “命がけの崖道”に恐怖 その先にあった絶景を望む土地、田んぼを守り続ける男性にとっては「当たり前の景色」 2枚目
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棚田での脱穀作業を手伝う捜索隊。ふと辺りを見れば、山しか見えない大自然の絶景が広がっている。「素晴らしい景色ですね」と感動する捜索隊に対して、男性は「そうかね?全然変わり映えせん、当たり前の景色なのでね」と一笑する。

毎日この地へと通い、両親が遺した田んぼを守ってきた男性。「生きている限りはここを残していきたいと思っているんです」と語る姿に、スタジオで見守っていたゲストの内田有紀は「大切に受け継がれているものを、大事に、だけど日々の当たり前の暮らしの中で引き継いでいくことで、元気を保てるんだなって感じました」と大きな感銘を受けていた。

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