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日本大好きカナダ人と国際結婚。カナダから日本の文化と伝統を発信する2人

  • 2024.12.11
出典:シティリビングWeb

国や文化が違えば、働き方も暮らし方も違うもの。今回は、カナダ人男性と結婚し、トロントへ移住した国際結婚夫婦。共働き事情や日々の暮らしぶりについて話を聞きました。

日本好きのカナダ人夫と日本の魅力と伝統を発信!トロント在住の国際結婚夫婦

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DATA

沙織さん(44歳)、ポールさん(52歳)

国籍結婚に憧れていた沙織さん。2018年にマッチングアプリでポールさんと知り合い、半年後にはスピード婚。コロナ禍にトロントへ移住

家族も仕事も手放してカナダ移住できたのは頼もしいカナダ人夫のおかげ

「不安な移住に加え、コロナでロックダウン中から始まった新婚生活でしたが、違和感やストレスなく過ごせたのは彼のおかげ。真面目できっちりした性格で、家事などの協力はもちろん、慣れない手続き関係なども何でもサポートしてくれます。そんなやさしい夫なので、友達からは“甘やかされすぎ”と言われたり(笑)。だから私も、彼への感謝の気持ちや言葉はいつも心掛けています」

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出会いから1年後に神前挙式

自宅で日本食のレッスンを開催

「日本を離れたことで、より日本の魅力を再確認。日本に関わる仕事がしたくて、自宅で日本食のレッスンを始めました。日本の食やカルチャーは、一過性のブームではないなと実感しますね。世界の日本に対する憧れや、メイドインジャパンへの評価は本物。レッスンでは、“私が初めて会う日本人”という人も多いので、本物の日本食や文化が伝えられたらなと思っています。今は現地で人気の太巻きを教えていますが、今後は日本の家庭料理も予定しています」

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自宅で日本食のレッスンを開催

夫の“日本大好き”がついに仕事に

「夫の趣味は旅行で、中でも日本は12回訪れるなど大の日本好き。細かい旅程を決めるのも得意で、趣味と特技を生かして、昨年からトラベルアドバイザーの仕事をスタート。日本旅行がしたいクライアント向けに、フライトやホテルの手配、巡りたい場所や希望する体験までオーダーメイドのプランを提案しています。北米との文化の違いや風習、また日本人が大切にしているものをきちんと伝えたいと思い、私も彼のサポートを始めています」

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日本旅行を予定しているクライアントと打ち合わせ中のポールさん

共働きが多いカナダは分担が当たり前

「共働きが多いカナダでは、家事分担は当たり前。わが家も“できるほうが、できるときにする”がルール。私の母が、“しっかりしないとポールに愛想を尽かされるよ”と言ったときも、“沙織が家事をしなきゃなんて思っていないとママに伝えて”と、フォローしてくれました」

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沙織さんの母とポールさん初対面時

“好きな国で自由な暮らし”が目標。二人の人生をもっと豊かにしたい!

「実は不妊治療も経験。残念ながら授かることはできませんでしたが、“二人だからこそ楽しめる人生にしよう”と考えをシフト。夫の趣味の旅行も兼ねて、今後は南フランスやポルトガルへの移住も検討中。二人ともどこでもできる仕事なので、夏はここへ、冬はあそこへと気の向くままに移り住めたら理想ですよね。その実現に向けてやっていこうと話しているところです。日本にも短期で行きたいねと話していますが、日本のマニュアル以外は受け付けてくれない厳しい一面などに彼が耐えられるかな(笑)」

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上から:夫婦が改めて愛を誓い合うセレモニー“バウ・リニューアル”をこの秋ハワイで。欧米ではポピュラーな儀式だそう。2年前に訪れたニューヨーク。ポールさんの誕生日をパリでお祝い

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