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「もう1品ほしい時」は練り物にお任せ! 焼いてのせるだけ。ふんわり&とろ〜り「はんぺんのハムチーズエッグ」を作ってみた

  • 2024.12.11
ダ・ヴィンチWeb
『紀文がかなえる ちくわ・はんぺん・かまぼこの楽しい世界』(株式会社紀文食品/主婦の友社)

「のりふ民(みん)」という言葉を知っていますか? こちら、魚肉の練り物などを提供する「紀文食品」が、公式Xのフォロワーに親しみをこめてつけた名称だそうです。「紀文」という社名を、正式な読み方「きぶん」ではなく、「のりふみ」と読んだフォロワーがいたことから、その呼び名がついたといいます。

『紀文がかなえる ちくわ・はんぺん・かまぼこの楽しい世界』(株式会社紀文食品/主婦の友社)には、意外と知らない紀文にまつわるトリビアや、簡単に作れる便利レシピなどが紹介されています。中には「のりふ民」が考案したレシピも載っているとか。

ちくわ・はんぺん・かまぼこというと、筆者は、そのまま食べるか、おでんにするくらいしか思い浮かばないのですが、他にどのようなレシピがあるのでしょうか。試しに4品作ってみました。

1品目は、かまぼこを使ったレシピ「かまぼことカラフル野菜のさっぱりレモンオイルあえ」です。カットしたかまぼこを、アボカド・ミニトマト・バジルと混ぜ合わせ、オリーブ油・レモン汁・塩コショウで味つけするというシンプルなレシピ。かまぼこ自体が美味しいから、シンプルな味つけでも十分に美味しいんですよね。

そもそも、和食というイメージがあったかまぼこ。それをサラダにするという発想にまず驚きました。しかも、色が鮮やかなので、トマトやバジルと合わせると、仕上がりがなんとも華やか。野菜オンリーのサラダとは違って歯応えがあるので、ボリューム感のあるサラダを食べたい時にもぴったり。パーティの前菜などにしても喜ばれそうです。

次に挑戦したのは「ちくわボード・コチュジャンマヨネーズ」「ちくわのくるくる巻き」という、ちくわを使った2品。注目してほしいのは、“ちくわを縦半分に切って”使っているところです。ちくわといえば、穴に具材を詰めるか、輪切りにして調理するパターンしか思いつかなかったので、またも新しい驚きがありました!

ちくわって、縦に切れ目を入れて開くと長方形になるんですよね。ここにスライスチーズや大葉を巻き込んでカットすれば、断面がカラフルで美しい「ちくわのくるくる巻き」が完成。穴に具材を入れた時とはまた違った楽しい見た目で、お弁当の定番にもなりそうです。

のりふ民さんが考案したというレシピのひとつ「ちくわボード」は、縦半分に切ってボード状になったちくわのくぼんだ部分に具材をのせる、というアイデアが新鮮。ツナ缶・マヨネーズ・コチュジャンを合わせた具材をちくわにのせたら、みょうがと白ごまをトッピング。ちょっとピリ辛でしっかりと味があるので、ごはんのおかずが足りない時にもおすすめです。

焼く・あえる・混ぜ込むなど、はんぺんレシピの万能さにも驚かされました。どれも美味しそうで迷いましたが、今回はメイン料理にもなりそうな「はんぺんのハムチーズエッグ」をチョイス。はんぺん・ハムチーズ・半熟の目玉焼きを順番に重ねるのですが、それぞれ焼いてからのせるのがポイントで、仕上げにはマヨネーズとしょうゆをオン。10分もかからず、簡単に完成しました!

見た目のインパクトもさることながら、その美味しさと言ったら…。はんぺんのフカフカ食感の上に、この具材ですから、口の中にトロトロのハーモニーが生まれ、とってもメルティーな味わい。口の中が幸せ…。“今日はトーストの気分じゃないな”という時の朝ごはんや、小腹がすいた時のおやつ、夜食などにいかがでしょうか。

お正月といえば、おせち料理。おせち料理といえば、紀文のかまぼこ。本書には、かまぼこを切って可愛い干支の姿に進化させた「干支の飾り切り」の作り方も載っています。もちろん、来年の干支である「巳」の飾り切りも。可愛らしい干支のかまぼこで、お正月の食卓がより一層盛り上がりそうです。

トリビアのページでは、美味しいおでんを作るための具材の投入タイミング、パンケーキやオムライスに混ぜ込むとフワフワに仕上がるというはんぺんの活用法など、今すぐ食卓に取り入れられそうなアイデアの数々も公開されています。ちくわ・はんぺん・かまぼこの可能性は無限大!? 紀文の商品をいただく機会が増えそうなこれからの季節、食卓の楽しさが広がること間違いなしです。

調理・文=吉田あき

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