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譜久村聖がモー娘。卒業後1年ぶりの復帰 SNS断ち、気ままな旅など休業中の日々を語る「本来の自分を探すための時間に」

  • 2024.12.11
譜久村聖とレインボーがMCを務める「限界オタクション」 撮影=阿部岳人
譜久村聖とレインボーがMCを務める「限界オタクション」 撮影=阿部岳人

【写真】「ありのままの私をまた好きになってほしいです」譜久村聖ソロカット集

レインボーのジャンボたかお、池田直人と譜久村聖がMCを務める「限界オタクション」がABEMAで12月18日(水)夜9:00より放送開始。譜久村は23年11月にモーニング娘。を卒業後、1年間の休業期間を経て、今回が復帰後初のMCとなる。休業期間中にどのような時間を過ごしていたか、またMC陣がいま推しているものについて語ってくれた。

「休業中は自分が本当にやりたいことを見つける時間でした」

「限界オタクション」は、“推し”とファンの愛と感謝が交差する新感覚の音楽バラエティ番組。ゲストには7ORDER、WATWING、M!LKら今をときめく人気アーティストが登場。“推し”への愛が溢れて仕方ない“限界オタク”がスタジオでゲストの魅力や愛を語り尽くす。また豪華男性ゲストが自分たちを支えてくれているファンに愛や感謝の気持ちを伝える“恩返し”企画も用意されている。

――収録を終えた感想を教えてください。

譜久村:2023年の11月29日にモーニング娘。を卒業して、約1年間休業をして、戻ってきて初の番組MCが『限界オタクション』だったんですけど、皆さん本当に暖かくて優しい環境でお話しさせていただけて、すごくうれしかったです。それに、出演者の方々がキラキラしすぎていて、今、まさに“芸能人”を浴びています、キラキラしていて直視できなかったです(笑)。

池田:復帰して、いきなりギャグやってますからね、譜久村さん。

――1年間の休業の時間はどのように過ごしたのですか?

譜久村:一回、SNSを断とうと思って、携帯電話を触っていなかったですね。そしてずっと夢だった、色々なところに行って、色々な温泉に入りたいっていうのを叶えて。 アンパンマンの聖地の高知県にも行って、アンパンマンミュージアムとやなせたかし館に行けたことが1番うれしかったです。

ゆっくりとした時間を過ごして、本来の自分探しといいますか…私は小学6年生からこの活動を続けていたので、本当の自分ってどういう性格なんだろう? 自分は何がしたいんだろう?というのを問いただす時間だったと思います。

私は本当はピアスを開けたいのかな?とか、髪の毛を染めたいのかな?とか、もうそのレベルで本当に自分がしたいことがわからなくなっていたから、それと向き合えたのが1番、休業して良かったことでした。本来の自分探しをできたのがすごくよかったので、また生まれ変わった姿…そんなに変わらないんですけど(笑)、ありのままの私をまた好きになっていただけたらうれしいなと思って、戻ってきました。

 撮影=阿部岳人
撮影=阿部岳人

――レインボーのお二人は収録を踏まえていかがでしたか?

池田:収録を経て、もともとどういうグループなのかあんまり詳しく知らなくても、逆にファンの皆さんから教えていただけることってたくさんあるんだなって、改めて感じました。あと、僕は見逃してないんですけど、アーティストの皆さんが“推し”を前に、目頭がちょっと熱くなっている瞬間があって。自分の好きなところを改めて言ってもらって、「あ、自分ってそうなんや」って自己肯定感が上がったんだろうなと思ったし、皆さんがうるっとしている姿も見られたりして。見たことないような一面がたくさん見られる番組だなと思いました。

ジャンボ:私は本当に感動屋なので、こういう番組大好きなんですよ。芸能人って、ファンの人にとっては神様よりも神様的な存在じゃないですか。だから、ファンの人からしたら“推し”のアーティストがカメラ目線で自分に向かってニコッと笑うだけで涙が止まらなくなるとか、そういう一瞬を見るのが昔から好きで。だから、この番組も正直“俺のための番組”みたいな感じに思っています(笑)。アイドルやアーティストにしかできない表情を間近で見られるのが本当に幸せで。この熱量を、少しでも視聴者の方に伝えられるように頑張りました。

 撮影=阿部岳人
撮影=阿部岳人

MC3人が今、推しているものは?

――この番組は限界オタク目線でアーティストの魅力を深掘りして、“推し”のいる幸せを発見するバラエティ番組ですが、お三方が“推し”ているものとその理由を教えてください。

譜久村:私が推しているのはエレベーターのボタンです!

池田:それ、“押す”って意味が違いますよね(笑)。

譜久村:新しいボタンに出会うと写真を撮っちゃうんですよ。愛おしく思えちゃって…。

ジャンボ:え、僕の親父エレベーターの会社の人なんですけどめっちゃ喜びますよ、高卒史上一番出世したんです(笑)。

譜久村:ボタンもですけど、エレベーターの中の雰囲気とか、デザインが場所によって違うんですよね。それを見るのが好きで、海外に行っても絶対エレベーターを見ることを楽しみにしちゃいます(笑)。内装も外装も、ちゃんとマンションや公共施設で分けられているんですよね。そういった違いを見るのが本当に好きで、乗らなくてもいい階数でも、わざわざエレベーターに乗りたいなと思ったりして…(笑)。あと、無駄にエレベーターを待って、他の人がいなくなったら写真を撮ることもありますね。私は基本、エレベーターの「開くボタンを押す係」をやりたいんです。

池田:僕が最近急にハマったのがえんがわです。もう「お寿司は全部えんがわでいい」って思うくらい大好きなんですよ。ただ、それを先輩に見つかってしまいまして…。僕のお寿司を見て「気持ち悪い」「池田のお寿司、白すぎる!」って言われて、えんがわと白いエビばっかり頼むから、周りから笑われるんですよね。

ジャンボ:なんかサイコパス感あるよね。エビ6貫、えんがわ6貫とか。寿司職人も「お前、気持ち悪いな」って思うような組み合わせ(笑)。それで「現代っ子の象徴だ」とか「サイコパス寿司だ」とか先輩方の間で話題になっています。

池田:いや、ただ僕はえんがわが好きって話をしたかっただけなんですけど…(笑)。

ジャンボ:僕はダウンタウンさんですね。中3でお母さんに携帯買ってもらったんですけど、そのときのメールアドレスが「ダウンタウンイズナンバーワンコメディ」でした(笑)。大学4年までずっとそのままで。NSC入るときにさすがに変えましたけど。でも今でもメールアドレスや暗証番号に「DT」という2文字を入れています。恥ずかしいんですけど、筋金入りなんです(笑)。中学時代にはダウンタウンさんのグッズをオークションで落札し、集めていましたし、芸人になった今でも大好きです!

 撮影=阿部岳人
撮影=阿部岳人
 撮影=阿部岳人
撮影=阿部岳人

――ご自身のことを推してくれている愛すべき“限界オタク”の皆さんとのエピソードや、もらったプレゼントで印象的だったものを教えてください。

譜久村:私のファンの方は、眼鏡をかけている人が多いんですよ。男性も女性も。多分、どこかで私が「眼鏡をかけている人が好き」って言ったから、かけるようになったのかも?それか、老眼とかかもしれないけど(笑)。

あと、分析するタイプの人が多いですね。私もハロー!プロジェクトの良さをSNSで発信しているので、似たような人が集まっているのかもしれません。みなさんからは「譜久村さんには悲しい歌が一番似合う」って言われます。アイドルなのに悲しい曲が似合うって、最初は意外だなって思ったんですけど、自分の声質とかを考えると納得しました。そういう曲に挑戦してみようって思えるきっかけになりましたね。

いただいたもので印象的だったのは、私は「アンパンマン」のドキンちゃんが好きって言っているんですけど、アンパンマンのガチャガチャを全種類もらったことがあります。プラレールみたいに繋げられるんですけど、全部コンプリートしてくれていて、袋を開けて、結構衝撃でしたね。

池田:時間をかけてくれるものは本当にうれしいですよね。僕は、15歳くらいから劇場に通ってくれている女の子がいて、その子が「将来は池田さんと一緒にお仕事できるように頑張りたい」って言ってくれてたんです。俺も「頑張れよ」って応援してたんですけど、ある日急に「メイク本出します!」ってDMが来て。知らなかったんですけど、その子、SNSでバズってメイクさんになってたんですよ。それで僕がブランドを出した時、その子にメイクをお願いしました。「これが夢だったんです」って言われて、すごくうれしかったです。お互い頑張ってきたんだなって感じました。

あと、僕はポケモンカードがめっちゃ好きなんですけど、子供番組をやっているときに、子供が僕のカードをつくってくれて。自由帳を切ってカードと同じサイズにして一生懸命作ってくれたやつが、もうかわいすぎてずっと今でもケースに入れてます。「とくぎ:女装」って書いてありました(笑)。

ジャンボ:僕のファンで、中学生の女の子がいるんですけど、その子が「差し入れです!」ってくれたのが、マヨネーズ3種類(大・中・小)と「パチンコでの負けは勝ちだ」ってTシャツだったんです(笑)。それをツイートしたら、その子のお母さんから「ありがとうございます!」って連絡が来て。その後、その子が16歳になったときには、1キロのマヨネーズと健康に気を遣っている人が飲むお茶、そして「痛風上等」ってTシャツをくれました。本当にセンス抜群だなって思いましたね。

池田:太らせたいのか痩せさせたいのか、わからん(笑)。

――最後に番組の見どころと視聴者の方へのメッセージをお願いします。

譜久村:収録後、ゲストのアーティスト皆さんが本当に嬉しそうな顔をされて帰られたのが、私自身もとても幸せな気持ちになりました。アイドルとファンの方がお話しするっていうのは、グループとしての活動ではなかなかないことなので、それを叶えられているこの番組って本当にすごいことだなって思います。

私自身、この番組に出演させていただき、アイドルとしての自分もそうですし、自分の本質的なオタク心も、どちらも燃やせる番組だなって感じています。だからこそ、オタクの皆さんにはぜひ見ていただきたいです!アイドルじゃなくても、物でも食べ物でも、何かを「好き」って思う気持ちが強い方には絶対に楽しんでもらえると思います。

池田:「オタク」って一言で言っても、いろんな種類の限界オタクの方がいるじゃないですか。グッズをたくさん集めたり、ダンスを覚えたり。それぞれの応援の仕方があって、みんなから見たアーティスト像っていうのがまた違ってくる。それを本番組を通じてプレゼンできるのが、めっちゃ面白いなって改めて思いました。こんな素敵な番組、ほかにないと思います。

ジャンボ:自分が推しているアイドルやアーティストが番組に出演したときに、オタクとして「え、こんな感じなの?」とか「もっと魅力あるのに!」みたいに思うこと、正直ありますよね。でも、この番組ではそういうことが一切ないんですよ!唯一の番組だと思います。必ず「神回だった!」ってファンの方に思ってもらえる内容になっているので、絶対に観てほしいです。このアーティストさん、アイドルの方がちょっとでも気になるとか、知っているって方には、必ず大好きになってもらえる番組だと思います!

 撮影=阿部岳人
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