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どうしたら“親父越え”達成? 街頭調査で深い意見の数々が 依頼者「言葉に縛られなくていいんだな」

  • 2024.12.10
【写真・画像】どうしたら“親父越え”達成? 街頭調査で深い意見の数々が 依頼者「言葉に縛られなくていいんだな」 1枚目
ABEMA TIMES

『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が12月6日に放送され、「親父越え」をしたと思う瞬間を調査した。

【映像】どうしたら“親父越え”?街頭調査の様子

視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「『親父越え』をした瞬間は?」は、兵庫県の男性(61)から寄せられた次のような依頼だ。

『最近、「親父越え」ってどういうことなのかな?と考えるようになりました。私はもう還暦を越えているのですが、いまだに自分の「親父越え」に納得できていません。若い頃に何度か、「もう父親を越えたな」と思ったことはありました。でも、時が経つにつれて、それが勘違いだったと気付きました。世間の人は、どんな瞬間に「親父越え」をしたと思うのでしょうか?力を貸していただけませんか』

この依頼はカンニング竹山探偵が調査。まず依頼者に改めて話を聞くと、最初に感じたのは中学生で「父の身長を超えた」時、次は大人になって「子育てを終えた時」に感じられると思ったが、思うようにいかなかったため「それ以外のところで見つけたい」のだという。

大阪で街頭調査すると、40歳の男性(息子)は「腕相撲」で感じたと言い、「僕に腕相撲負けてから大人しくなってきました。嬉しいはずなんですけど、顔を見て少し悲しい気持ちになりました」と複雑な心境を明かす。

父親を約10年前に亡くした60歳男性は「親父越えはしていない」との考えだ。「リスペクトしている部分が多いのかもしれないですね。男らしいなとか、大黒柱とか、子どもながらに思ってきた部分がずっとあるから。(勝てる部分は)長生き」と語る。

これを受け竹山探偵も「親父は52歳で亡くなっていて。今年僕は53歳になって、たしかに親父が知らない人生を歩めるな、っていうのはあった」と明かす。

カバン店の78歳父親と49歳息子に話を聞くと、息子は「親父は店で売るだけだったのが、自分が入ってネットなども使うことで、売上を伸ばすことができました」とコメントする一方で、「越えさせてほしくないというか、最後まで目標とあってほしい。(総合では)まだ抜いてないです」との思いを語る。

さらに、「永遠の課題」「人間的には越えられない」という声もある中、27歳の男性は、空手道場の館長で元全日本チャンピオンの父と「真剣勝負をしたことない。今だったら父親を越えてる自信があるので」と話す。依頼者と竹山探偵は「見てみたい」とその場に立ち会うのだが、結果は父親の勝利だった。

今回の調査を受け、依頼者は「“親父越えをしなければならない”と、その言葉に踊らされていた。縛られなくていいんだな、と思うようになりました」と感想を語っていた。

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