1. トップ
  2. 恋愛
  3. 激務の毎日で「もう心身ともにボロボロ」どん底だった私が →【祖母の一言】で人生が変わった話

激務の毎日で「もう心身ともにボロボロ」どん底だった私が →【祖母の一言】で人生が変わった話

  • 2024.12.10

人生山あり谷あり。幸せな時期もあれば、どん底に落ち込んでしまうことだってありますよね。
今回は私の実体験をご紹介します。

画像: 激務の毎日で「もう心身ともにボロボロ」どん底だった私が →【祖母の一言】で人生が変わった話

「私にはこれしかない」ひたすら仕事に打ち込む日々

私が20代の頃、仕事に夢中になるあまり私生活がボロボロになってしまったことがありました。
元々働くことが大好きでしたが、当時の仕事は休み返上で働くようないわゆるブラック企業。
仕事のし過ぎで体調を崩してしまうほどでした。

さらに不幸は続き、大好きだった当時の彼氏とも別れ、メンタルも不安定に。
そんな状況でも「仕事だけは私を認めてくれる」と信じ、休む間もなく働き続けていました。

周りに心配されても、どうしても仕事を辞めることが出来ませんでした。

優しい祖母には悟られたくない。元気いっぱい現状報告すると

ちょうどその頃、実家の近くに祖母が住むことになりました。
数年ぶりに会った祖母は一回り小さくなっていましたが、相変わらず優しいままでした。

私の近況を聞きたがる祖母でしたが、私は今ボロボロになっていることを知られるのが恥ずかしく、毎日充実しているとやや嘘をついて話しました。すると……。

おばあちゃんは全部お見通し! 本当にありがとう(泣)

「おばあちゃんね、なーんでも分かっちゃうのよ」
「ストレスなんか溜めんでええねん。貯めていいのはお金だけ」
「自分を一番分かってるのも自分だけよ」

祖母は微笑みながら、優しく私の肩を叩いたのです。
その時にフッと「私、本当は今限界なんだよな」と冷静に考えることが出来ました。

肩の力が抜けた私は、あれほど固執していた仕事をすぐに辞めました。
幸いなことに貯金はあったので、しばらくゆっくり過ごすことにしたのです。
きちんと療養すると、私の調子はみるみる回復。新しくやりたいことも見つけ、その夢に向かって走り出すことが出来ました。
優しい祖母の一言で、自分を見つめ直せたのです。

おばあちゃん、ありがとう。本当に感謝しています。

まとめ

色々な物や人を見てきたからこその祖母の言葉は、優しくも重みがあり、何故かストンと胸に落ちました。
私も祖母のように、誰かの力になれる言葉を持てる人になりたいと思います。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。

元記事で読む
の記事をもっとみる